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2023年、海外のディズニーロルカナの大会「Dark Sphere Win a Case」で優勝したTeng Ma選手の「Steel Song Flute」デッキは、アンバーとスティールのインクカラーを組み合わせた新しいタイプのコントロールデッキです。
この記事では、このデッキの特徴や強み、工夫されたポイントをわかりやすく紹介します。


このデッキは、アンバーの「手札を増やす力」と、スティールの「硬いキャラクターと相手を除去する力」を組み合わせています。
そのおかげで、試合の序盤から終盤までバランスよく対応できる強みがあります。
特に注目したいのは、デッキ名にもなっているアイテムカード「ねぼすけのフルート」。
これは歌カードを使うたびに追加でロア(勝利点)が手に入る特別なカードで、4枚フル投入して序盤から手札に引き込む工夫がされています。
これにより、毎ターンしっかりロアを稼ぎつつ相手にプレッシャーをかけられるのが特徴です。

このデッキの中心は歌カードです。
全60枚中なんと約24枚が歌カードで、デッキの4割を占めます。
さらに「シンデレラ – 舞踏会の花形」のようなカードは、通常より少ないインクで高コストの歌カードを使えるので、2ターン目から強力なアクションを起こすことができます。
また、「アリエル – 麗しい歌姫」は歌カードを探す力があり、「シンバ – 守護者の片鱗」は仲間のキャラクターを守る役割があります。
そして終盤には「ティンカー・ベル – でっかい妖精」の全体攻撃が強力で、相手の盤面を一気に崩すことも可能です。

現在の環境では、ルビー&アメジストデッキがトップメタとして人気ですが、このデッキは低コストの「スティッチ – あたしの犬」や「女王 – 権威ある君主」で序盤から素早く盤面を作り、相手の準備をさせずに攻め込む戦略を取ります。
さらに、手札を増やす「Be Our Guest」や「A Whole New World」などのカードも用意されており、後半に手札が切れて困る心配も少なくなっています。
これまでのアンバー・スティールデッキは「スティッチ – ロックスター」に頼ることが多かったですが、このデッキは歌カードの活用にフォーカスし、より安定したロア獲得と勝利を狙えるよう進化しています。
さらに、「ねぼすけのフルート」を4枚入れることで、序盤に引き込める確率が高くなり、安定感が増しているのも大きなポイントです。
Teng Ma選手の「Steel Song Flute」デッキは、歌カードをうまく使った新しい戦略を取り入れた、非常に完成度の高いデッキです。
これからロルカナの環境がどう進化するかはわかりませんが、このデッキのような新しい発想は、きっと今後のメタゲームに大きな影響を与えていくことでしょう。
これからデッキ構築を考えるプレイヤーにとっても、非常に参考になる内容です。気になる方は、ぜひ一度使ってみてください。
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