【ロルカナ3弾環境】エメラルド/スティール ハンデスコンボが大躍進!海外ロルカナ大会デッキ紹介【ディズニーTCG】

2025年5月、フランスで開催された大型ロルカナ大会「Ludotrotter Aulnay Chapter 3」では、総勢281人が参加するハイレベルなトーナメントが繰り広げられました。

この競技環境の中で準優勝を果たしたのが、Olivier “Rofellos” Arnold選手が操るエメラルド/スティール(ハンデス✕フラッドボーン コンボ)デッキです。

本記事では、このデッキの構築コンセプトや注目カード、実際の大会でのパフォーマンスなどを詳しくご紹介します。

デッキの特徴とアーキタイプ解説

アーキタイプ:エメラルド/スティール ハンデスコンボ(フラッドボーン型)

このデッキは、第2弾セットで登場した伝統的な「ハンデス戦略」をベースに、最新のメタに対応するため進化を遂げた構築です。

特に注目すべきは、フラッドボーンのキャラクターを大量に採用したコンボ型構成で、従来のコントロールデッキよりも展開力と安定性が強化されています。

コア戦略とプレイスタイル

  • 手札破壊(Discard)を軸に相手の戦略を妨害
  • エメラルドのトリッキーな効果+スティールの除去で盤面を制圧
  • フラッドボーンキャラを20枚以上投入し、強力なシナジーを活用
  • 非インク可能カードはわずか8枚で、リソース面も安定
  • 即興の護身」をテックカードとして採用。テンポ維持と手札補充を両立

デッキリスト

おそらくこのデッキは「バッキー リス語の先生」がエラッタ前の構築なので、フラッドボーンキャラクターの変身後のみがたくさん入っています。

注目カードと構築のポイント

カード名役割
バッキー ー リス語の先生ハンデスコンボの中核。
フラッドボーンシナジーと強力な手札干渉を両立。
フラッドボーンキャラクター達盤面維持・能力トリガー・コスト軽減など多彩な役割を担う。
即興の護身テンポカード。+1の強化+1ドローで、序盤の盤面争いを優位に。
スティール系除去カード群厄介な盤面をクリアし、フラッドボーンの攻撃を通す基盤を形成。
エメラルドのハンデス効果相手の行動を制限し、手札を消耗させる戦術の軸。

トーナメントでの活躍と評価

このデッキは、281人のプレイヤーが参加する大会の中で堂々の2位を獲得

多様なデッキがひしめくバランス型のトップ8メタの中でも、しっかりと存在感を発揮しました。

特に、「第2弾の廃棄デッキの完成形」とも言える改良版として注目されており、Olivier選手の構築力が高く評価されています。

メタゲームの中での位置づけ

この大会はヨーロッパでも最大級のオフラインイベントのひとつで、アメジスト/エメラルド系のテンポ・バウンス系デッキが多数を占める環境でした。

その中で、このフラッドボーンを活用した独自のハンデスコンボ型デッキは、他のコントロール系やテンポ系にも互角以上に戦えることを証明しました。

デッキリスト(バッキーのエラッタ対応後)

デッキのコンセプトは崩さずに、少しフラッドボーン・キャラクターを減らし、どんなフラッドボーンのキャラクターにも変身できる「モーフ ー 宇宙スライム」を投入しています。

まとめ|次の環境でも要注目の「進化型ディスカードデッキ」

Olivier Rofellos Arnold選手のエメラルド/スチール構築は、手札破壊・盤面制圧・展開力の三要素を高い次元で融合させた「完成形の1つ」と言えるデッキです。

  • フラッドボーンのシナジーを活用した新時代の構築
  • 高い安定性と爆発力
  • 対多様メタでの強さが証明された実績

このデッキは、今後の大会やラダー環境でも活躍が見込まれる構築の1つです。ぜひ参考にしてみてください!

第3弾:インクランド探訪

第2弾:フラッドボーンの渾沌

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