【ロルカナ3弾環境】サファイア/ルビーデッキがベスト4!Riccardo Di Giacomo選手の勝利から見るデッキ構築【ディズニーTCG】

2024年春、イタリア・ローマで開催された「Win a Spring League Ticket – Il Covo del Nerd Roma」において、Riccardo Di Giacomo選手が《サファイア/ルビー》デッキを使用し、見事ベスト4入りを果たしました。

本記事では、海外トーナメントの結果をもとに、《サファイア/ルビー》デッキの特徴や戦略、注目カードを徹底解説していきます。

サファイア/ルビーデッキとは?

《サファイア/ルビー》は、2025年5月現在の最新のディズニー・ロルカナにおいてトップクラスの使用率を誇るカラーコンビネーション。

強力なインク加速と除去能力を併せ持ち、6ターン目までに14〜15ロアを目指すスピード感のある戦略で、対戦相手を圧倒します。

デッキリスト

デッキの戦略と特徴

インク加速でゲームの主導権を握る(サファイア)

「魚の骨ペン」などのカードで素早くインクを増やし、高コストのカードを序盤から展開可能にします。

これによりテンポを失わず、強力な効果を持つカードを相手より早く場に出すことが可能となります。

除去で相手の盤面を制圧(ルビー)

ルビーインクは除去スペルに優れており、「Be prepard」や「ドラゴンの炎」などで、相手の重要キャラクターを的確に処理できます。

テンポロスを回避しつつ、盤面を常に優位に保ちます。

安定したドローとリソース管理

「アイスポー」や「ヒーラム・フラバーシャム」などを採用することで、カードを切らすことなく中盤以降も安定した動きを可能にします。

1ターンに1枚しかドローできないロルカナにおいて、継続的な手札補充は勝利に直結します。

高ロア・クエストキャラによるフィニッシュ

盤面を制した後は、ロアを多く稼げるキャラクターで一気に勝負を決めます。

フィニッシャーの採用により、勝ち筋が明確で、ブレにくい構築になっています。

デッキ構築のポイント

  • キーカードは4枚積み:序盤のインク加速やドローを安定して引けるよう、キーパーツは最大枚数で採用。
  • インクカーブの最適化:バランスよくインクカーブを構成し、序盤から終盤までスムーズに動ける構成を意識。
  • インク可能カードの比率:インクに置けないカードが多すぎると動きが鈍くなるため、バランスに注意。

トーナメント結果から見るメタ傾向

この《サファイア/ルビー》の成功は、現在のロルカナメタにおける同アーキタイプの優位性を象徴しています。

除去力と加速力を両立した構成は、コントロールやミッドレンジといった遅いデッキに強く、スピード感のあるゲーム展開で他のデッキを圧倒できます。

まとめ:Riccardo Di Giacomo選手の勝利から学ぶ

Riccardo選手の構築は、これからのロルカナ環境における《サファイア/ルビー》のベースとも言える内容でしょう。

除去・加速・クエストを高いレベルでバランスさせ、安定性と爆発力を兼ね備えた強力なアーキタイプです。

これからロルカナで勝ちを目指すプレイヤーには、このデッキを参考に構築・プレイングを磨くことを強くおすすめします。

第3弾:インクランド探訪

第2弾:フラッドボーンの渾沌

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