ディズニー・ロルカナ対戦レポート:アンバー/エメラルド vs ルビー/アメジスト

2025年春、ディズニー・ロルカナの環境がますます盛り上がる中、家族内で注目のデッキ対決「アンバー/エメラルド」vs「ルビー/アメジスト」の対戦を記録しました。

本記事では、1ターン目から8ターン目までの詳細な動きと、それぞれの戦略、プレイングの意図を振り返りながら、対戦の見どころや改善点をまとめています。

実際のゲーム展開から、ロルカナの奥深い戦術性やカード同士のシナジー、判断の重要性が伝わる内容となっています。

対戦準備

ルビー/アメジスト側は、手札にコスト3のキャラクターが重なっていたため、「マーリン – カニ」「アースラ – パワーをちょうだい」「Be Prepared」をマリガン対象としてデッキに戻しました。

アンバー/エメラルド側は、5コストのキャラクターが多かったため、「ティアナ – 本当のプリンセス」「女王 – 支配者のオーラ」をマリガン対象とし、デッキの要である「プリンス・ジョン – 強欲王」を手札に引き込むため、「先生 – 7人のこびとのおかしら」もマリガンしました。

1ターン目

先攻のアンバー/エメラルド側は、再度手札に来た「女王 – 支配者のオーラ」をインクにし、1コストの「女王 – 権威ある君主」をプレイしてターン終了。

後攻のルビー/アメジスト側は、1コストの「マレフィセント – 竜視眈々」をプレイして終了。

2ターン目

アンバー/エメラルド側は、再び手札に来た「女王 – 支配者のオーラ」をインクにし、2コストを使用して変身で5コストの「女王 – 支配者のオーラ」をプレイ。

反撃の可能性が低いため、早速クエストでロアを獲得。

ルビー/アメジスト側は、3コストの「マレフィセント – 魔女」をインクにし、1コストの「マレフィセント – 竜視眈々」でクエスト後、バウンスコントロールの要である「マダム・ミム – ヘビ」をプレイ。

これにより、相手の「女王 – 支配者のオーラ」を牽制します。

3ターン目

アンバー/エメラルド側は、手札の中でインクにしたくないカードばかりだったため、やむなく2コストの「ペイン – 冥界の小悪魔」をインクにし、「プリンス・ジョン – 強欲王」をプレイ。

ハンデスを行うことで、自身のドローを促進します。

ルビー/アメジスト側は、1コストの「ミニーマウス – いつだってお上品」をインクにし、3コストで回避能力を持つ「ミニーマウス – シックなサーファー」をプレイ。

アンバー/エメラルド側には回避を持つキャラクターがいないため、大量のロア獲得が期待されます。

「マダム・ミム – ヘビ」でクエストし、ターン終了。

4ターン目

アンバー/エメラルド側は、「プリンス・ジョン – 強欲王」の効果を活かすため、アクション「催眠術」を使用し、相手の手札を捨てさせつつ2枚ドロー。

さらに、「Bibbidi-Bobbidi-Boo」を「女王 – 支配者のオーラ」で歌い、回避持ちの「ティンカー・ベル」をプレイ。

変身能力を持つキャラクターは低コストでプレイできるため、コストを踏み倒せる「Bibbidi-Bobbidi-Boo」との相性が良好です。

手札に戻ってきた1コストの「女王 – 権威ある君主」を残ったインクでプレイし、ターン終了。

ルビー/アメジスト側は、2コストの「ハートの女王 – 衝動的な支配者」をインクにし、「マーリン – ウサギ」をプレイしてカードをドロー。

「マーリン – ウサギ」以外のキャラクターでクエストし、着実にロアを獲得。

5ターン目

アンバー/エメラルド側は、手札に持っていた「背すじがゾクッ」をプレイし、「プリンス・ジョン – 強欲王」の効果で相手の手札を1枚捨てさせ、自身はカードを1枚ドロー。

「ペイン – 冥界の小悪魔」をインクにして、5コストの「女王 – 支配者のオーラ」を変身能力でプレイ。

「ティンカー・ベル – 頼りになるよ」は、反撃されても退場の危険性がないため、クエストを選択。

ルビー/アメジスト側は、これまで順調に盤面展開とクエストを進めており、さらなるロア値稼ぎを狙います。

「マダム・ミム – ヘビ」をインクにし、1コストの「マレフィセント – 竜視眈々」をプレイ。

その他のキャラクターでクエストし、一気に「アンバー/エメラルド」を引き離します。

ロア値は10対4でキャラクター数も劣勢となり、アンバー/エメラルド側は巻き返しが必要です。

6ターン目

アンバー/エメラルド側は、3コストで「まさにその時」をプレイし、「ルシファー – ずるがしこい猫」を場に出します。

このカードは、プレイ時に相手の手札からアクションカード1枚、またはアクションカードがなければ2枚を捨てさせる効果を持ち、「プリンス・ジョン – 強欲王」の効果も発動するため、最大で2枚ドローが可能です。

ルビー/アメジスト側は「Be Prepared」を捨てて、2枚のハンデスを回避しました。

その後、「女王 – 支配者のオーラ」でクエストし、その効果で「ティンカー・ベル – 頼りになるよ」の攻撃力を+4、「ミニーマウス – シックなサーファー」の攻撃力を-4に調整。

「ティンカー・ベル – 頼りになるよ」で「ミニーマウス – シックなサーファー」にチャレンジし、厄介な回避持ちキャラクターを退場させます。

ルビー/アメジスト側は、ドローで「マダム・ミム – キツネ」を引き、全キャラクターでクエスト後、3コストを支払い「マダム・ミム – キツネ」をプレイ。

「マレフィセント – 竜視眈々」を手札に戻し、「マダム・ミム – キツネ」の突進で「女王 – 支配者のオーラ」にチャレンジし退場させます。

その後、1コストで「マレフィセント – 竜視眈々」を再プレイし、次のロア+2を確保。

勝利に大きく近づきます。

7ターン目

アンバー/エメラルド側は、ドローできるカードがなく、やや息切れ状態。

5コストを支払い、ロア値3を持つ「ティアナ – 本当のプリンセス」をプレイ。

チャレンジで倒せるキャラクターがいないため、すべてのキャラクターでクエスト。

次のターンでキャラクターを退場させられなければ、勝利が見えてきます。

ルビー/アメジスト側は、「マレフィセント – 竜視眈々」でクエスト後、「マダム・ミム – キツネ」をプレイし、「マレフィセント – 竜視眈々」を回収。

「マダム・ミム – キツネ」の突進で「プリンス・ジョン – 強欲王」にチャレンジし、退場させます。

残りのキャラクターでクエストし、勝利まで残り2ロアとします。

手札に戻した「マレフィセント – 竜視眈々」を再プレイし、次のターンでの勝利を確実にします。

8ターン目

アンバー/エメラルド側は、逆転のカードを引けるかどうかのドロー。

引いたカードは「リロ – お願いごと」で、前のターンで引けていれば展開が変わったかもしれません。

打開策がなく、キャラクターたちでクエストし、ターンを返してルビー/アメジスト側の勝利が確定しました。

総括

アンバー/エメラルド側の敗因は、相手の「マダム・ミム – ヘビ」を警戒しすぎて、アグロ寄りの動きが取れなかったこと。

最後に1ロアが足りなかったことからも、どこかでクエストを一回でも入れておけば流れが変わった可能性があります。

ただし、ルビー/アメジストに健闘できたことは大きな収穫で、今後もこのデッキで練習を続けていく予定です。