【ロルカナ3弾環境】海外大会Top4デッキ公開|エルサ採用ルビー/アメジストがアグロも中速も完封!【ディズニーTCG】

大会概要|125名参加のLore Quest ParisでTop4

2024年4月14日にパリで開催されたRelic Tour Paris – Lore Questは、参加者125名が集まったヨーロッパ屈指のディズニー・ロルカナ公式イベントです。

このハイレベルな環境でTop 4入賞を果たしたのが、Marius Pallard選手のルビー/アメジスト “エルサ・テンポコントロール” デッキでした。

デッキレシピ

デッキコンセプトとメタ適応

アーキタイプ:ルビー/アメジスト テンポコントロール

主要要素内容
テンポ重視除去カードで相手を遅らせ、ロア加速
カードアドバンテージ豊富なドローエンジンで長期戦にも強い

ルビーが得意な単体除去に加え、エルサを採用することで遅延も狙える構築です。

環境読みでBe prepardを入れていない点が特徴的なデッキとなります。

アースラ対策としての“エルサ採用”
  • アースラ − 騙し屋が流行 → 従来のBe prepardは読まれやすい
  • エルサ − 冬の精霊を2枚投入し、瞬間凍結による盤面ロック+テンポ奪取を実現
  • エルサは自身もクエストでロアを稼げるためフィニッシャー性能も◎

注目カードと採用理由の考察

エルサ − 冬の精霊

相手キャラロック+高ロア値によるフィニッシャー枠。バウンス再利用で無限ロックを狙いたい。

ラフィキ − 謎めいた闘士

1インクの高速クエスター、序盤盤面を確保する枠。

マダム・メデューサ − ザ・ボス

優秀な単体除去で、環境に多くいる「ロビンフッド ー シャーウッドの英雄」に対処できる。

大会メタとデッキ評価

大会環境とメタゲームの傾向

2024年4月14日に開催された「Lore Quest パリ大会」は、フランス・パリを舞台にRelic TCGが主催した大規模なディズニーロルカナのトーナメントで、125名のプレイヤーが参加しました。

「ルビー/アメジスト」インクのデッキは複数のプレイヤーに選ばれ、依然として高い人気と安定した実力を見せつけました。

このインクペアはコントロールとテンポの両方の戦術に柔軟に対応できる点が評価されており、さまざまな構築が試されている状況です。

特に今回注目されたのは、「アースラ-騙し屋」の存在です。

このカードは対戦相手のキープランを崩す強力な妨害手段としてメタ上で猛威を振るっており、それにどう対応するかが上位進出のカギとなりました。

テンポ型ルビー/アメジスト:評価と戦略的意義

Marius Pallard選手が使用したルビー/アメジストデッキは、従来のコントロール色の強い構築から一歩進んだ、よりテンポ志向のアプローチが取られていました。

これは「アースラ-騙し屋」の妨害を受けにくくするためのメタゲーム対応として非常に理にかなった選択であり、大会の中でも特に注目された構築です。

特にキーとなるのが「エルサ-冬の精霊」の採用です。

このカードは、相手のキャラクターを凍結させてテンポを奪い、自身もロアを稼ぐことで一気に試合を決める力を持っています。

長期戦では手札に戻して再利用することで、繰り返しプレッシャーを与える柔軟な運用が可能です。

さらに、一般的に多く採用されているBe prepardをあえて不採用とすることで、予測されやすい全体除去に依存しない構築となっており、より能動的に盤面を制圧していくスタイルが際立っています。

このような構築は、コントロール主体の「ルビー/アメジスト」デッキと比較しても、より多様な相手に対応可能であり、現環境における理想的な選択肢の一つと言えるでしょう。

まとめ|エルサで凍らせテンポを奪う次世代ルビー/アメジスト

今回の「Lore Quest パリ大会」で注目を集めたのが、Marius Pallard選手のテンポ重視型ルビー/アメジストデッキでした。従来のコントロール寄りの構築とは一線を画し、「エルサ-冬の精霊」を中核に据えた柔軟なゲームプランが特徴です。

、「エルサ-冬の精霊」の凍結効果は、相手の行動を効果的に制限しながら、自身はロアを進めて勝利に近づくことができます。

このカードを手札に戻して再利用するプレイも可能で、長期戦においても非常に高い柔軟性を持ちます。

また、Be Preparedのような読まれやすい全体除去に頼らず、即座にボードへ影響を与える軽量キャラクターを中心とした構築により、ミッドレンジやアグロとの対戦でも安定した立ち回りが可能です。

現環境の強カード「アースラ-騙し屋」に対しても、高い適応力とテンポコントロールで対抗できる点から、今後のルビー/アメジストデッキの新たなスタンダードとして注目される構築と言えるでしょう。

第3弾:インクランド探訪

第2弾:フラッドボーンの渾沌

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