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「自分のおもちゃを、あえて壊していく」——そんな物騒な発想で勝つのが、このアンバー・ルビーの「トイ」デッキです。

第12弾「WILDS UNKNOWN 未知なる彼方へ!」でトイ・ストーリーがロルカナに本格参戦し、ウッディたちアンディのおもちゃと、シドに改造されたおもちゃたちが同じ盤面に並ぶようになりました。
この記事では、デッキの狙い・主要カード・退場コンボ・ターンごとの動かし方まで、この型を初めて触る方にも分かるように解説します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| インクカラー | アンバー(橙)32枚・ルビー(赤)24枚・アンバー/ルビー4枚 |
| テーマ | トイ・タイプ+自分のキャラクターを退場させるシナジー |
| 難易度 | ★★★★☆(中級者向け) |
| デッキのスタイル | シナジー型・展開型・ロア加速 |
| 枚数構成 | 60枚(キャラクター52枚/アクション8枚) |
| 平均コスト | 3.00 |
| ロア合計 | 64 |
| インク可能カード | 46枚(77%) |
このデッキの核にあるのは、自分のトイ・キャラクターが退場することで利益が生まれるという発想です。
ふつうのデッキなら避けたい「味方の退場」を、ロア獲得・ドロー・除去にまとめて変換してしまうのがこの構築の面白さになっています。
その中心がシド・フィリップス「おもちゃの外科医」です。

自分のターン中にトイ・キャラクターが退場するたびロアを2つ得るという能力を持ち、場に居座るだけでデッキ全体の意味を変えてしまいます。
さらに登場時には自分のキャラクター1体と引き換えに相手のキャラクター1体を退場させられるため、置いた瞬間から「ロア2+相手の盤面を1体削る」という仕事をこなします。
退場させる手段も豊富です。
キャンディ・ドリフトはターン終了時に対象を退場させる代わりに攻撃力を大きく引き上げ、ミュータント・ジェイニーは退場すると相手のロアを削ります。

そして減った盤面は、捨て札からトイを呼び戻すハンド・イン・ザ・ボックスやウッディ「俺が助けるぜ!」がすぐに埋め直します。
壊して、稼いで、また並べる。この循環がこのデッキのリズムです。
- キャラクター52枚と極端に多く、盤面が途切れにくい
- シド・フィリップスが立つと、味方の退場がそのままロア2に変わる
- ベイビーフェイスが退場をドローに変換し、手札切れを防ぐ
- コスト2以下が26枚。軽い動きを重ねるだけで誘発能力が次々に働く
- 平均コスト3.00・インク可能率77%で、序盤から手が止まりにくい
このデッキは60枚のうち54枚が第12弾のカードで構成されています。
第12弾はピクサー作品が本格参戦した弾で、トイ・ストーリーはここがロルカナ初登場。
ウッディ、ジェシー、ブルズアイ、ハム、レックスといったアンディのおもちゃたちと、ベイビーフェイスやハンド・イン・ザ・ボックスといったシドの改造おもちゃが、まとめて「トイ」というひとつのタイプにまとめられました。

敵対する2つのグループが同じデッキで手を組み、しかもシドがおもちゃを壊すほど自分が得をするという構図は、映画の物語をそのままカードの挙動に落とし込んだ設計です。
残る6枚は、第13弾「ヴァインズ・アタック!」のウッディ「俺が助けるぜ!」2枚と、第8弾「ジャファーの王権」のキャンディ・ドリフト4枚となっています。

コスト6・ロア2・攻撃力5・意思力5のレジェンダリー。
このデッキの勝ち筋そのものです。
自分のターン中にトイ・キャラクターが退場するたびロアを2つ得られ、登場時には自分のキャラクター1体を退場させることで、相手にも1体退場させられます。
- 強み:出した瞬間にロア2と相手の盤面除去が同時に成立する。5/5という数値も硬い
- 弱み:インク不可でコスト6。手札に複数枚固まると序盤の動きが鈍る
- おすすめの使い方:退場させる味方はミュータント・ジェイニーを選ぶ。ロア2に加えて相手のロアも削れる

コスト4・攻撃力3・意思力3のレア。
2インク以下でカードをプレイするたびキャラクター1体に+2攻撃力を与え、自分のターン中に他のキャラクターが退場するたびカードを1枚引けます。
- 強み:軽いカードを並べるだけで打点が伸び、退場がそのまま手札補充に変わる
- 弱み:インク不可。単体では盤面を動かせず、あくまで補助役
- おすすめの使い方:シドより先に着地させ、退場するたびに引ける状態を作ってから仕掛ける

コスト2のアンバー/ルビー、デュアルインクのアクション。
1枚引いて、自分のキャラクター1体にこのターン+5攻撃力を与え、ターン終了時にそのキャラクターを退場させます。
- 強み:除去としても退場エンジンとしても使える。シドがいればロア2つき、ベイビーフェイスがいればドローもついてくる
- 弱み:強化したキャラクターは必ず失う。相打ち覚悟の運用になる
- おすすめの使い方:小型キャラに撃って相手の大型をチャレンジで倒し、そのままシドのロアに変換する

コスト5・ロア2・意思力5のレジェンダリー。変身3を持ち、クエストするたび1枚引いてコスト2以下のキャラクターを無料でプレイでき、さらに他のトイ全員の意思力を底上げします。
- 強み:3インクで着地する実質的な司令塔。無料プレイも2インク以下の支払いとして誘発条件を満たす
- 弱み:攻撃力1と低く、チャレンジ役には向かない
- おすすめの使い方:コスト1のウッディ「友を待ちながら」の上に変身3で乗せ、毎ターン展開とドローを繰り返す

コスト4・ロア2・意思力4のレア。
登場時に「捨て札からコスト2以下のキャラクターを手札に戻す」か「コスト2以下のキャラクターを無料でプレイする」を選び、他のトイがいれば両方できます。
- 強み:1枚で盤面と手札を同時に回復できる。退場で失ったぶんをそのまま取り返せる
- 弱み:インク不可で、捨て札が薄い序盤には効果が半減する
- おすすめの使い方:シドで退場させた直後のターンに出し、失ったキャラクターを呼び戻す

コスト3の歌アクション。デッキの上から4枚を見て、トイ・キャラクターを2枚まで手札に加えられます。コスト3以上のキャラクターをエグザートすれば、インクを払わずに歌えます。
- 強み:デッキの87%がキャラクターなので、ほぼ確実に2枚を回収できる
- 弱み:歌うとキャラクターが寝るため、クエストとは両立しない
- おすすめの使い方:クエストしても届かないターンに、余ったキャラクターで歌って次の展開を用意する

- ミュータント・ジェイニーを含む複数のトイを並べておく
- シド・フィリップスをプレイし、登場時にジェイニーを退場させる
- ジェイニーの能力で相手のロアが1減り、自分は1得る
- シドの能力でさらにロア2を獲得し、相手も自分のキャラクターを1体失う
ベイビーフェイスが場にいれば、この退場でカードも1枚引けます。

- シドを場に出した状態で、ジェイニーなど小型キャラにキャンディ・ドリフトを撃つ
- +5攻撃力で相手の大型キャラクターをチャレンジで倒す
- ターン終了時に自分のキャラクターも退場し、シドの能力でロア2を獲得
- 2インクの支払いでジェシーとベイビーフェイスも誘発する

- 1ターン目にウッディ「友を待ちながら」を出しておく
- 変身3でウッディ「ジャングルの案内人」を重ねる
- クエストするたびに1枚引き、コスト2以下のキャラクターを無料でプレイ
- この無料プレイが2インク以下の支払いとなり、ジェシーとベイビーフェイスが同時に働く
- トイ・ストーリーのキャラクターが好きで、ウッディたちを盤面に並べたい人
- 味方を犠牲にして利益を得る、ややクセのある動きが好きな人
- 軽いカードを連打して、誘発能力を数珠つなぎにするのが楽しい人
- 盤面を横に広げて、じわじわロア差をつけるスタイルが好きな人
- 第12弾から新しくロルカナを始めた人
まず意識したいのは、シドの能力は自分のターン中の退場にしか反応しないという点です。

レックスが相手のチャレンジで倒された場合、レックス自身のロア1は入りますが、シドのロア2は入りません。
ロアを稼ぎたいなら、キャンディ・ドリフトやシドの登場時能力で「自分から退場させる」動きを作る必要があります。

もうひとつは、インク不可カードが14枚あることです。
シド、ベイビーフェイス、ウッディ「ジャングルの案内人」「俺が助けるぜ!」が手札に固まるとインクが伸びず、6コストのシドまで届かなくなります。
序盤はインク可能なカードを優先して伏せ、YOU’VE GOT A FRIEND IN MEで手札の質を整えましょう。
また、アクションが8枚だけであるため、相手のアイテムやロケーションには手が出せません。
盤面はチャレンジとキャンディ・ドリフトで対処する前提になるので、キャラクターを切らさないことがそのまま防御力につながります。

トイのアンバー・ルビーデッキは、第12弾でロルカナに加わったトイ・ストーリー勢の特徴を素直に押し出した構築です。
おもちゃを並べ、あえて壊し、また呼び戻す。
その一連の流れが、そのままロア獲得とドローとリソース回復につながっていきます。
- シド・フィリップスが立てば、味方の退場が毎回ロア2に変わる
- ミュータント・ジェイニーとキャンディ・ドリフトが安定した退場手段になる
- ベイビーフェイスの変換で、退場を重ねても手札が枯れない
- ハンド・イン・ザ・ボックスとウッディ「俺が助けるぜ!」で盤面をすぐ埋め直せる
- キャラクター52枚・平均コスト3.00で、序盤から終盤まで動きが途切れにくい
アンディのおもちゃと、シドに改造されたおもちゃ。
本来なら決して交わらない2つのグループが同じ盤面で肩を並べるこのデッキで、ぜひ20ロアの勝利を目指してみてください。
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