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「アイテムを並べるほど、アリエルのロアが増えていく」——
集めた宝物がそのまま勝ち筋になるのが、このサファイア・スティールの「アリエル」デッキです。
第14弾「ハイペリアシティ」で登場したアリエル「非日常の収集家」は、名前の違うアイテムを出すたびにカードを引き、場のアイテムの種類が増えるほどロアも伸びていくキャラクターです。
デッキには11種類ものアイテムが入っていて、まさに岩屋いっぱいに宝物を並べるような構築になっています。
そこへ同じく光りものに目がないタマトアと、コイン1枚から財を築いたスクルージ・マクダックが加わり、アイテムを探す・出す・使い回す流れが1本につながります。
この記事では、デッキの狙い・主要カード・コンボ・ターンごとの動かし方まで、アイテムデッキを初めて触る方にも分かるように解説します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| インクカラー | サファイア(青)50枚 スティール(灰)10枚 |
| テーマ | 名前の違うアイテムを集めてロアを伸ばす+ラッキーダイムでロアを一気に回収 |
| 難易度 | ★★★★☆(中級者向け) |
| デッキのスタイル | アイテム型・ロア加速型・ランプ型 |
| 枚数構成 | 60枚 キャラクター25枚 アイテム29枚 アクション4枚 ロケーション2枚 |
| 平均コスト | 3.35 |
| ロア合計 | 33 |
| インク可能カード | 50枚(83%) |
このデッキの軸は、名前の違うアイテムを1種類ずつ場に並べていくことです。

アリエル「非日常の収集家」は、場のアイテムの名前が1種類増えるごとにロアが1ずつ上がり、さらに新しい名前のアイテムを出すたびにカードを1枚引けます。
同じアイテムを2枚並べても数は増えないので、「被らないように集める」のがこのデッキならではの楽しさです。
そのために、アイテムは60枚中29枚・11種類と、デッキのほぼ半分を占めています。

コスト1のアイスポー、剛健の宝球、アレンデールの盾、2種類のケミボールで序盤から種類を稼ぎ、インクランナーや魚の骨ペン、帽遠鏡でドローとインクを伸ばしていきます。
集めたアイテムをロアに変えるのが、ラッキーダイムです。

自分のキャラクター1体を選んで、そのキャラクターのロアと同じだけロアを得られるため、ロアが膨らんだアリエルやタマトアを指定すると、1枚で6〜8ロアが動きます。
クエストとあわせれば、1ターンで二桁ロアも十分に狙えます。
もうひとつの柱が、アイテムを「探す」「拾い直す」カードの厚さです。

スカットルとスクルージは山札の上4枚からアイテムを手札に加え、タマトア2種とマーリンのカーペットバッグは捨て札のアイテムを回収します。
アイテムを使い捨てても、またすぐ手札に戻ってくる構造です。
スティールは10枚だけの補助カラーです。
除去とドローを兼ねる「風よ吹け」、護衛や耐久を一時的に与える剛健の宝球・アレンデールの盾で、アイテムを並べ終えるまでの時間を稼ぎます。
- アリエル「非日常の収集家」が、アイテムの種類の数だけロアを伸ばし、ドローも重ねる
- ラッキーダイムで、大きくなったキャラクターのロアをそのまま受け取れる
- アイテム29枚・11種類で、序盤から種類を揃えやすい
- サーチと回収のカードが多く、アイテムを使い捨てても息切れしにくい
- ベルとスクルージがアイテムを利用して、インクを払わずに着地する

コスト5・ロア1・攻撃力3・意思力5。
名前が場の他のアイテムと被らないアイテムを出すたびにカードを1枚引き、場にあるアイテムの名前の種類の数だけロアが上がります。
- 強み:アイテムが5種類あればロア6。ドローとロアを同時に伸ばせる、このデッキの主役
- 弱み:アイテムが並ぶ前に出すとロア1の中型キャラクターでしかない。目立つため除去の的になりやすい
- おすすめの使い方:手札にコスト1〜2のアイテムを残した状態で出す。着地したターンにアイテムを続けて出せば、そのぶんだけ手札が増える

コスト7のアイテム。
エグザートして2インクを支払うと、自分のキャラクター1体のロアと同じ数のロアを得られます。
- 強み:アリエル「非日常の収集家」やタマトア「シャイニー!」のように、ロアが伸びるキャラクターと組むと一度に大量のロアが入る
- 弱み:本体コスト7に加えて起動にも2インクかかる。インク不可なので、序盤に引くと手札で眠りやすい
- おすすめの使い方:タマトア「ゴージャス!」のクエストで無料で出すのが理想。

「ゴージャス!」はコスト6・ロア2。
出たときに捨て札のアイテムを2枚まで手札に戻し、クエストするたびにアイテム1枚をコストを支払わずに出せます。

「シャイニー!」はコスト8・ロア1・意思力8。
出たときとクエストのたびに捨て札のアイテムを回収でき、場のアイテムの数だけロアが上がります。
- 強み:「ゴージャス!」はアイテムの回収と無料展開を一人でこなす。「シャイニー!」はアイテムの総数で数える(種類ではない)ので、同じ名前のアイテムが並んでもロアが伸びる
- 弱み:どちらもコストが重く、着地は中盤以降。「シャイニー!」は場のアイテムが少ないとロアが低いまま
- おすすめの使い方:「ゴージャス!」で使い終えたケミボールやアイスポーを回収し、アリエルのドローに再利用する。「シャイニー!」は意思力8の壁としても働くので、終盤の盤面の要に

スカットルはコスト2・ロア1。

スクルージはコスト4・ロア1・攻撃力4・意思力4。
どちらも出たときに山札の上から4枚を見て、アイテムを1枚手札に加えられます。
スクルージは場のアイテム4つをエグザートすることで、インクを払わずに出すこともできます。
- 強み:アイテムを狙って引けるので、アリエルやラッキーダイムの前に種類を揃えやすい。スクルージは無料で出せれば実質タダのサーチ
- 弱み:アイテムがめくれなければ効果は空振り。スクルージの無料プレイは、エグザートしたアイテムの能力がそのターン使えなくなる
- おすすめの使い方:スクルージの支払いには、アイスポー・剛健の宝球・アレンデールの盾・帽遠鏡のような「エグザートで使う能力を持たないアイテム」を回す。魚の骨ペンや運命の目は自分の能力のために立たせておく

ベルはコスト3・ロア1・攻撃力3・意思力3。
自分のターン中にアイテム1つを退場させれば、インクを払わずに出せます。


ケミボール2種はコスト1のアイテムで、自分のターン中に退場すると、インク・ドロップを得たうえで、味方に耐久を与える(試作)・相手の攻撃力を下げる(閃光)効果が出ます。
- 強み:ベルの退場コストにケミボールを使うと、ベルが無料で出るうえにインク・ドロップまで手に入る。2ターン目から実質6インクぶんの動きができる
- 弱み:アイテムを1つ失うので、アリエルのロアは一時的に下がる。ケミボール自体は場に置いても効果がない
- おすすめの使い方:ケミボールはベルのための弾として温存し、退場させたあとはタマトア「ゴージャス!」やカーペットバッグで回収して再利用する

このデッキでもっとも大きくロアが動く形です。
アイテムを5種類並べた状態なら、アリエル「非日常の収集家」のロアは6になります。
- 場にアイテムを5種類(ラッキーダイム、運命の目を含む)並べ、アリエル「非日常の収集家」を準備しておく
- 運命の目でアリエルのロアをさらに1上げる(ロア7)
- ラッキーダイムでアリエルを選び、7ロアを得る
- アリエルがクエストして、さらに7ロア。合計14ロア
運命の目がなくても12ロアが入ります。相手が10ロア前後で油断している場面から、一気に20へ届く逆転の一手です。

ベルとケミボールは、序盤の速さを作る組み合わせです。
- 1ターン目:試作ケミボールか閃光ケミボールを出し、ケミボールを退場させてベルを無料で出す。
ケミボールの効果でインク・ドロップを得る - 2ターン目にインク・ドロップこみで3インク使用可能!
退場したケミボールは後でタマトアが拾い直してくれるので、損になりません。

中盤以降の息切れを防ぐ流れです。
- タマトア「ゴージャス!」を出して、捨て札から退場済みのアイテムを2枚回収する
- 次のターン、タマトアのクエストでラッキーダイムを無料で出す
- 回収したアイテムを出し直すたびに、アリエルのドローと帽遠鏡のインク追加が重なる
一度使って捨て札に行ったアイテムが、そのまま「新しい名前のアイテム」としてもう一度ドローを生みます。
アイテムを惜しまず使い捨てられるのは、この回収ルートがあるからです。
- 『リトル・マーメイド』の岩屋のように、集めた宝物を眺めるのが好きな人
- アイテムを並べて、自分だけの「コレクション」でロアを稼ぎたい人
- 出す順番や名前の重複を考えながら、手順を組み立てるのが好きな人
- ラッキーダイムでの大量ロアのような、一発逆転の瞬間を味わいたい人
- インク可能83%・初手のインク可能平均5.85枚という、事故の少ない構築で回したい人
最大の注意点は、同じ名前のアイテムはアリエルのドローにもロアにも数えられないことです。

アイスポーが場にある状態で2枚目のアイスポーを出しても、アリエルは反応しません。
手札にダブりがあるときは、片方を魚の骨ペンや帽遠鏡でインクに送るか、場の1枚目を退場させて名前を空けてから出し直しましょう。
逆に、アイスポーやアレンデールの盾などの「退場させて使う」アイテムは、使った瞬間にアリエルのロアが1下がります。
クエストやラッキーダイムでロアを数えるより前に使ってしまうと損をするので、退場はロアを得たあとにするのが基本です。
次に、相手のキャラクターに触れる手段が少ないことです。

除去は「風よ吹け」の4枚だけで、あとは閃光ケミボールの攻撃力ダウンくらい。攻撃的なデッキに盤面を押されると、アリエルを出す前にロアで走られてしまいます。
剛健の宝球の護衛や試作ケミボールの耐久で、主力が並ぶまでの時間を稼ぐ意識を持ちましょう。
また、アイテムを退場させるカードを持つ相手には注意が必要です。

アイテムを一度に崩されるとアリエルやタマトアのロアが大きく下がります。アイテムを場に出しすぎず、回収手段のタマトアやカーペットバッグを手札に残しておくと、立て直しがしやすくなります。
最後に、インク不可のカードが10枚ある点も覚えておきたいところです。
ラッキーダイム、アリエル「宝物収集家」、マーリンのカーペットバッグはいずれも後半の主力ですが、インクには送れません。
初手にこれらが重なったら、マリガンでコスト1〜2のアイテムを探しにいくのがおすすめです。
アリエル・アイテムデッキは、名前の違うアイテムを1つずつ集め、その数をロアとドローに変えていく構築です。
手順を覚えるほど動きがなめらかになり、ラッキーダイムでロアを一気に回収する瞬間は格別の気持ちよさがあります。
- アイテム5種類でアリエルのロアは6。ラッキーダイムと合わせて1ターン12ロア以上
- アイテム29枚・11種類で、序盤から種類を揃えやすい
- ベル×ケミボールで、2ターン目から大きく展開できる
- タマトアとカーペットバッグが、使い終えたアイテムを何度でも呼び戻す
- インク可能83%で、序盤の安定感は高い
人間の世界の品々に心をときめかせたアリエルが、宝物を並べるほど強くなっていく。
映画の岩屋のワクワクがそのまま勝ち筋になっているのが、このデッキいちばんの魅力です。
名前が被らないように集める楽しさを味わいながら、20ロアの勝利を目指してみてください。
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