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「キャラクターを走らせるだけで、1ターンに6ロア」
——そんな一気に駆け抜ける動きを狙えるのが、このアンバー・ルビーの「シュガーラッシュ」デッキです。
シュガーラッシュスピードウェイのスタートラインとゴールライン、そしてカールの家という3種類のロケーションを盤面に並べ、その間をキャラクターが移動するたびにロアを積み上げていきます。
主役は2種類のタフィタ・マトンファッジ。アンバー側にはプリンセスたちと大型の歌がそろい、移動でロアを稼ぎながら合唱で一気にまくる展開も用意されています。
この記事では、デッキの狙い・主要カード・コンボ・ターンごとの動かし方まで、この型を初めて触る方にも分かるように解説します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| インクカラー | アンバー(黄)35枚 ルビー(赤)21枚 アンバー/ルビー4枚 |
| テーマ | ロケーション間の移動によるロア加速+合唱の大型ソング |
| 難易度 | ★★★★☆(中級者向け) |
| デッキのスタイル | ロケーション型・ロア加速・ソング型 |
| 枚数構成 | 60枚 キャラクター36枚 アクション14枚 ロケーション10枚 |
| 平均コスト | 3.35 |
| ロア合計 | 40 |
| インク可能カード | 50枚(83%) |
このデッキの軸は、クエストではなく「ロケーションへの移動」でロアを稼ぐことです。
デッキのロア合計は40と控えめですが、それはロア値が勝ち筋の中心ではないからです。
キャラクターがロケーションからロケーションへ移動した回数が、そのままロアに変わっていきます。

その中心にいるのが、コスト4のタフィタ・マトンファッジ「スッパイ・スピードスター」。各ターンに一度、ロケーションへ移動したときにロアを2つ得ます。
ここへコスト2のカールの家「空中家屋」が重なります。
こちらは自分のターンに一度、その場にいるキャラクターを無料で別のロケーションへ送り出し、送り出せたらロアを1つ得る能力を持っています。
つまりインクを1点も使わずに、移動とロア3が発生するわけです。
そして移動先に置いておきたいのが、コスト2・意思力7のシュガーラッシュスピードウェイ「ゴールライン」。
他のロケーションからキャラクターが到着したとき、このロケーション自身を退場させることでロア3とカード3枚を得られます。
カールの家からゴールラインへタフィタを1体走らせるだけで、合計6ロアと3ドローが一度に動く計算です。
アンバー側はこの動きを支える歌チームです。

メイ・リー、シンデレラ、アースラ、アリエルはいずれも歌声を持ち、低いコストで大型の歌を成立させます。
合唱を持つ「大丈夫、家族がいる」「CIRCLE OF LIFE」「I 2 I」の3種は、複数のキャラクターをエグザートするだけで踏み倒せる設計です。
- カールの家からゴールラインへ移動するだけで、1ターンに6ロア+3ドローが狙える
- 「島があるのも俺のおかげ」4枚で、必要なロケーションをデッキから直接持ってこられる
- タフィタ「大人気レーサー」は、ロケーションがある状態で出すと相手のロアを1つ削る
- 歌声持ちが16枚。コスト7〜9の歌を序盤から視野に入れられる
- ゴールラインは意思力7と硬く、チャレンジで簡単には壊されない

コスト4・ロア1・攻撃力3・意思力3。変身2を持ち、自分のタフィタ・マトンファッジの上に2インクで重ねてプレイできます。
各ターンに一度、ロケーションへ移動したときにロアを2つ得ます。
- 強み:このデッキのロア源そのもの。変身で実質2インクから動き出せる
- 弱み:能力は各ターン一度のみ。ロケーションが場にないと、ただの3/3で終わる
- おすすめの使い方:1ターン目に「大人気レーサー」を置き、3〜4ターン目に変身させる。浮いたインクでそのままロケーションを増やしたい

コスト1・ロア1・攻撃力1・意思力2。
場に出たとき、自分の場にロケーションがあれば各対戦相手のロアを1つ減らします。
- 強み:変身元を用意しながら相手のロアを削れる。4枚積みなので合計の削り幅も大きい
- 弱み:ロケーションが先に置けていないと、能力が何も起こらない
- おすすめの使い方:1ターン目に急いで出すより、コスト1のスタートラインを先に置いてから出すほうが得になる場面が多い

ゴールラインはコスト2・意思力7で、他のロケーションからキャラクターが移動してきたとき、自身を退場させてロア3とカード3枚を得られます。

スタートラインはコスト1・意思力5で、各ターンに一度、そこにいるキャラクターをエグザートして1ダメージを与える代わりに、無料で他のロケーションへ移動させられます。
- 強み:ゴールラインは一度の到着で6ロア級のリターンを生む。スタートラインは1コストで移動手段になる
- 弱み:どちらもインク不可。手札に複数固まると、インクが伸びずに動きが止まる
- おすすめの使い方:ゴールラインの退場は「してもよい」なので、急がない場面は残して次のターンも使う判断が有効

コスト2・意思力6のロケーション。
自分の各ターンに一度、ここにいるキャラクター1体を無料で他のロケーションへ移動させ、そうしたならロアを1つ得ます。
- 強み:移動にインクがかからない。このデッキで唯一、毎ターン確実にロアを生む発射台
- 弱み:カールの家だけでは完結せず、行き先のロケーションが必要
- おすすめの使い方:2枚並べば移動も2回。タフィタの能力は一度きりでも、カールの家のロア1は枚数分だけ積み上がる

コスト3のアクション・歌。デッキからロケーション・カード1枚を探して手札に加えます。
コスト3以上のキャラクターをエグザートすれば、コストを支払わずに歌えます。
- 強み:欲しいロケーションをピンポイントで確保できる。事実上ゴールラインが8枚体制になる
- 弱み:インク不可。アリエルや女王など、歌える頭数がいないターンは手札で止まる
- おすすめの使い方:初手にロケーションがないときの最優先カード。何を持ってくるかは、場にある移動手段から逆算して決める

アリエルはコスト3・攻撃力2・意思力3で歌声5。
場に出たときデッキの上4枚を確認し、歌カードを1枚手札に加えられます。

ウェンディはコスト7・ロア2・攻撃力5・意思力7で回避を持ち、自分の他のキャラクターが退場するたび、キャラクター1体のダメージをすべて取り除けます。
- 強み:アリエルは大型ソングへの最短ルート。ウェンディは数値が高く、スタートラインの1ダメージも消してくれる
- 弱み:アリエルは意思力3と脆い。ウェンディは素出しがコスト7と重い
- おすすめの使い方:ウェンディは合唱の頭数としても数えられる。素出しにこだわらず、CIRCLE OF LIFEで捨て札から呼ぶルートも常に意識したい

- ロケーションを2種類、カールの家とゴールラインの順で並べる
- タフィタ「スッパイ・スピードスター」をカールの家へ送り込む(この時点でロア2)
- 次のターン、カールの家の能力でタフィタを無料でゴールラインへ移動。カールの家でロア1、タフィタの移動でロア2
- 到着を検知したゴールラインを退場させ、さらにロア3とカード3枚を獲得
インクを1点も使わずに、1ターンで6ロアと3ドローが動きます。
ゴールラインは4枚あるので、引き直した次のゴールラインをまた置き直せば、この流れは何度でも再現できます。

- アリエルや女王など、コスト3以上のキャラクターを1体エグザートする
- 「島があるのも俺のおかげ」を無料で歌い、デッキからロケーションを1枚サーチ
- その手札のロケーションをそのターン中に設置し、移動先を確保する
- 浮いたインクでタフィタの変身まで済ませれば、次のターンからロアが動き出す
この歌があるおかげで、ロケーション事故がかなり軽くなります。

- アリエル(歌声5)とアースラ(歌声4)をエグザートし、合唱9で「I 2 I」を歌う
- カードを2枚引き、ロアを2つ獲得する
- 2体以上で歌ったので、歌ったキャラクターをレディできる
- レディしたキャラクターはクエストこそできないが、もう一度歌うことやチャレンジは可能
- 『シュガー・ラッシュ』のレースの雰囲気を、そのまま盤面で再現したい人
- ロケーションを並べて動かす、仕掛けの多いデッキが好きな人
- クエストで殴り合うより、ギミックでロアを積み上げるスタイルを求めている人
- 歌でコストを踏み倒す、気持ちのいい瞬間が好きな人
- プリンセスたちが並ぶ、アンバーらしい華やかな盤面を楽しみたい人
最大の注意点は、相手のキャラクターを処理する手段がほとんどないことです。

除去アクションは1枚も入っておらず、盤面に触れる方法はチャレンジだけ。
しかも攻撃力はウェンディの5を除けば1〜3が中心で、正面からの殴り合いには向きません。
相手が大型を先に置いてきたときは、それを無視してロアを走り切る前提で組み立てましょう。
もうひとつは、ロケーションを引けないと勝ち筋が起動しないことです。

ロケーションは10枚、サーチ手段が4枚あるとはいえ、この14枚に触れない試合ではタフィタがただの3/3になり、カールの家もゴールラインも出番がありません。
マリガンの判断では、ロケーションか「島があるのも俺のおかげ」が手札にあるかを最優先で見てください。
また、インク不可カードが10枚ある点も覚えておきたいところです。

ゴールライン、スタートライン、島があるのも俺のおかげは、いずれも戦略の中心でありながらインクに送れません。
序盤にこれらが固まると、インクが伸びずにロケーションの設置そのものが遅れます。
コスト7以上が14枚ある構成も、歌い手を除去されたときに手札で重くのしかかるので、歌声持ちのキャラクターは常に1体は盤面に残しておきたいところです。

シュガーラッシュデッキは、キャラクターがロケーションの間を走り抜けるだけでロアが積み上がる、仕掛け重視の構築です。
クエストの数字ではなく移動の回数で勝負するため、ロア合計40という控えめな数値からは想像できない速度が出ます。
- カールの家からゴールラインへの1回の移動で、6ロアと3ドローが同時に動く
- タフィタ2種が、変身でコストを分割しながらロア源として機能する
- 「島があるのも俺のおかげ」4枚が、ロケーション事故を大きく減らしてくれる
- 歌声持ち16枚で、コスト7〜9の大型ソングを序盤から狙える
- インク可能83%・コスト1が18枚と、序盤の安定感は非常に高い
スタートラインに並び、カールの家から飛び出して、ゴールラインを駆け抜ける。
レース映画の高揚感がそのまま勝ち筋になっているのが、このデッキいちばんの魅力です。
相手の盤面に気を取られず、自分のコースを走り切って20ロアの勝利を目指してみてください。
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