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「2ターン目に、5/5のアナが盤面に立っている」
——そんな少し信じがたい立ち上がりを狙えるのが、このアメジスト・ルビーの「アナと雪の女王」デッキです。
主役はアナとエルサの姉妹。
アナは3種類、エルサは4種類が採用されていて、キャラクター40枚のうち34枚が『アナと雪の女王』の登場人物です。
オラフ、スヴェン、そして両親のアグナル国王とイドゥナ王妃まで加わり、盤面はそのままアレンデール城の一家団らんになります。
この記事では、デッキの狙い・主要カード・コンボ・ターンごとの動かし方まで、この型を初めて触る方にも分かるように解説します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| インクカラー | アメジスト(紫)38枚 ルビー(赤)22枚 |
| テーマ | 捨て札を動かしての0インク変身 +ロケーションを使ったエルサのロア加速 |
| 難易度 | ★★★☆☆(中級者向け。手順を覚えるほど強くなる) |
| デッキのスタイル | 変身(シフト)型・ミッドレンジ・ロケーション活用 |
| 枚数構成 | 60枚 キャラクター40枚 アクション10枚 ロケーション8枚 アイテム2枚) |
| 平均コスト | 3.17 |
| ロア合計 | 50 |
| インク可能カード | 46枚(77%) |
このデッキの柱は2本あります。
1本目は、アナ「なごみの女王」を0インクで着地させることです。

このカードは本来5コストのレジェンダリーですが、「そのターンにどちらかのプレイヤーの捨て札からカードが離れていた」という条件を満たすと、自分のアナの上に0インクで変身できます。
条件を満たす手段は、デッキの中にきちんと用意されています。
2コストのアナ「小さな妹」は、登場時に捨て札のカード1枚をデッキの一番下へ送れます。アイテムの割れたさやも、同じ仕事を起動型能力でこなします。

つまり「小さな妹を出す→そのまま上になごみの女王を重ねる」という流れで、2インクで5/5のアナが完成します。
2本目は、エルサとロケーションの組み合わせです。
エルサ「心配する姉」は登場時、そのターンに次にプレイするロケーションを2インク安くします。

大イルミナも野獣の城も、このエルサと一緒に出せば実質0インクです。
そしてその先に待っているのが、6コストのレジェンダリー、エルサ「氷の工芸家」。

変身4で自分のエルサに重ねられ、登場時とロケーションをプレイするたびに相手の小型キャラクターをエグザートできます。
さらにロケーションにいる間はロアが3つ増え、1回のクエストでロア4を稼ぎ出します。
この2本の柱を、アグナル国王とスヴェンの攻撃、そして歌カードの妨害が支えています。
- アナ「小さな妹」から、なごみの女王を0インクで重ねる
- エルサ「心配する姉」でロケーションを割引し、氷の工芸家につなげる
- ロケーションにいる氷の工芸家は、1回のクエストでロア4
- 神秘の女王陛下の全体エグザートから、一斉にチャレンジを仕掛ける
- インク可能カードは77%。インク事故が起きにくい

コスト5・ロア1・攻撃力5・意思力5のレジェンダリー。
そのターン中に捨て札からカードが離れていれば、変身0を得ます。
クエストするたび、自分の捨て札のキャラクター・カード1枚を選び、そのロアの数だけロアを追加で得て、そのカードをデッキの一番下に送れます。
- 強み:条件さえ整えば0インクで5/5。序盤から相手が簡単には触れないサイズの盤面が作れる
- 弱み:捨て札が空の序盤は条件が満たしにくい。素出しの5コストは、それほど効率がよくない
- おすすめの使い方:クエスト時の能力も捨て札からカードを動かすので、そのターン中に2枚目のなごみの女王を0インクで重ねられる。手札に2枚あるなら、クエスト→2枚目の変身の順番を意識する

コスト2・ロア1・攻撃力2・意思力3のアンコモン。
登場時、どちらかのプレイヤーの捨て札からカード1枚をデッキの一番下に置けます。
- 強み:なごみの女王の「変身元」と「変身条件」を1枚で両方用意できる、このデッキの起点
- 弱み:自分と相手の捨て札がどちらも空だと、能力が空振りする
- おすすめの使い方:相手の捨て札も選べるので、相手が1ターン目にアクションを使っていれば、それを送るだけで条件が整う。後攻の2ターン目は特に狙いやすい

コスト6・ロア1・攻撃力5・意思力5のレジェンダリー。
変身4を持ち、自分のエルサの上に4インクで重ねられます。登場時と、自分がロケーションをプレイするたびに、攻撃力3以下のキャラクター1体をエグザートできます。ロケーションにいる間はロアが3つ増えます。
- 強み:ロケーションにいればロア4のクエスト役。しかも着地のたびに相手の小型キャラを寝かせて、チャレンジの的を作れる
- 弱み:ロケーションへの移動には移動コストがかかる。変身元のエルサがいないと、6コストの素出しは重い
- おすすめの使い方:4ターン目に心配する姉の上へ重ねるのが理想。ロケーションを手札に1枚残しておけば、次のターンにもう一度エグザートの能力を使える

心配する姉はコスト3・ロア2・攻撃力2・意思力2で、登場時にそのターン次にプレイするロケーションのコストを2インク下げます。

大イルミナはコスト2のロケーションで、ここにいるキャラクターは「エグザートしてカードを1枚引く」能力を得ます。
- 強み:3インクでロア2のキャラクターとロケーションが同時に並ぶ。大イルミナは、クエストしづらい場面をドローに変えてくれる
- 弱み:心配する姉は意思力2と打たれ弱く、チャレンジで簡単に倒されやすい
- おすすめの使い方:3ターン目に心配する姉+大イルミナ(実質0インク)を出し、翌ターンの氷の工芸家の変身元にする。ロケーション割引は「そのターン次の1回」限定なので、同じターン内に出し切ること

アイスサーファーはコスト4・ロア1・攻撃力3・意思力4で、自分がアナという名前のキャラクターをプレイするたびにレディします(そのターンはクエスト不可)。
先に紹介した大イルミナとの組み合わせも強力です。

アグナルはコスト3・ロア1・攻撃力3・意思力4で、自分の場に女王のキャラクターがいる間、攻撃力が2上がります。
- 強み:アナの変身もアナのプレイとして数えるので、アイスサーファーはチャレンジしたあとにもう一度起き上がれる。アグナルは、アナ・エルサ・イドゥナのほぼ全員が女王なので、実質5/4として計算できる
- 弱み:どちらもロアは1で、クエスト役としての力は控えめ
- おすすめの使い方:アイスサーファーで先にチャレンジし、そのあとでアナを出して起こすのが基本の順番

コスト4・ロア1・攻撃力2・意思力3のスーパーレア。突進・果敢+3・回避の3つのキーワードを持ちます。
- 強み:出したターンにチャレンジでき、チャレンジ中は攻撃力5。回避なので相手の回避持ち以外からは反撃のチャレンジを受けない
- 弱み:インク不可。自分からチャレンジしないと、ただのロア1で終わる
- おすすめの使い方:相手のクエスト役や、回避で逃げ回るキャラクターを落とす専任の狩人として使う

- 1ターン目にオラフや野獣の城、割れたさやなどを置く
- 2ターン目以降にアナ「小さな妹」をプレイし、どちらかの捨て札からカードを1枚デッキの一番下へ送る
- このターンに捨て札からカードが離れたので、アナ「なごみの女王」に変身0が付く
- 小さな妹の上に、なごみの女王を0インクで重ねる
捨て札が空で小さな妹の能力が使えない場合は、割れたさやを置いておき、次のターン以降に1インクで起動する形でも条件を満たせます。
なごみの女王が5/5で立っていれば、相手は序盤の小型キャラでチャレンジしづらくなります。

- 3ターン目にエルサ「心配する姉」をプレイし、同じターンに大イルミナか野獣の城を実質0インクで出す
- 4ターン目に、心配する姉の上へエルサ「氷の工芸家」を変身4で重ね、相手の攻撃力3以下のキャラクター1体をエグザートする
- 氷の工芸家をロケーションへ移動させる
- 以降、ロケーションにいる氷の工芸家は1回のクエストでロア4を稼ぐ
その後にロケーションをもう1枚プレイすれば、氷の工芸家の能力がもう一度起動して相手を寝かせられます。
ロケーションを8枚採用しているのは、この連鎖のためです。

- アグナル、スヴェン、エルサ「アイスサーファー」など攻撃役を場に並べておく
- 場のアナの上に、アナ「神秘の女王陛下」を変身4で重ね、相手のキャラクター全員をエグザートする
- アナをプレイしたので、アイスサーファーがレディする
- 攻撃力5のアグナル、チャレンジ中は攻撃力5になるスヴェンで、相手の主力を順番に落とす
チャレンジで味方にダメージが乗ったら、最後に冷たく大地を包み込みを歌い、残った相手キャラクターにダメージをまとめて移しましょう。
1ターンで相手の盤面を大きく崩せる、このデッキでいちばん派手な動きです。
- 『アナと雪の女王』の姉妹と家族を、ひとつのデッキで並べたい人
- 変身(シフト)でカードを重ねていく動きが好きな人
- 0インクでの着地や割引など、インクを踏み倒す気持ちよさを味わいたい人
- クエストとチャレンジの両方を使い分けるデッキで腕を磨きたい人
- ロケーションの使い方を覚えたい人
最大の注意点は、なごみの女王の0インク変身が「捨て札からカードが離れた」という条件に頼っていることです。

ゲームの最序盤はどちらの捨て札も空になりやすく、小さな妹を出しても能力が空振りすることがあります。
割れたさやを先に置いておく、相手がアクションを使ったターンを待つなど、条件を整える順番を常に考えておきましょう。
もうひとつは、インク不可カードが14枚あることです。
スヴェン4枚、冷たく大地を包み込み4枚、神秘の女王陛下2枚、イドゥナ2枚、Snowman2枚はインクに送れません。

インク可能率77%は十分な水準ですが、スヴェンと冷たく大地を包み込みはどちらも攻めの要なので、インクに回せないぶん手札で抱えることになります。
また、確実に相手を退場させる除去カードは入っていません。
相手の処理は、チャレンジと冷たく大地を包み込みのダメージ移動が頼りです。
攻撃力の高い大型キャラクターを相手にするときは、神秘の女王陛下と氷の工芸家のエグザートで相手のクエストを止めつつ、ロアレースで先に20へ届かせる意識を持つと安定します。

このデッキのおもしろさは、アナとエルサがそれぞれ別の方法で「重なって」強くなっていくところにあります。
アナは捨て札を動かして0インクで大きくなり、エルサはロケーションを足がかりにロア4のクエスト役へ育っていきます。
そこへアグナル国王とスヴェンが攻撃役として加わり、神秘の女王陛下が相手の盤面を一度に止める。
やることは多めですが、ひとつずつ手順を覚えていけば、使うほど動きが洗練されていくデッキです。
- 小さな妹から、なごみの女王を0インクで重ねて序盤から5/5を立てる
- 心配する姉のロケーション割引から、氷の工芸家へつなぐ
- ロケーションにいる氷の工芸家は、1回でロア4
- 神秘の女王陛下の全体エグザートから一斉チャレンジ
- インク可能率77%で、事故が起きにくい
閉ざされた扉の向こうで、ずっと互いを思い合っていた姉妹。
その2人が並び立つとき、盤面には大きな力が生まれます。
アレンデールの家族みんなで、ぜひ20ロアの勝利を目指してみてください。
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