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「魔法は12時で解けても、積み上げたインクは消えない」
——そんな戦い方ができるのが、このサファイア・スティールの『シンデレラ』デッキです。
主役は、第14弾ハイペリアシティのスーパーレア、シンデレラ「ファッション界のシンデレラ」。
場にいるだけで、毎ターンのインクと次に引くカードを整えてくれる1枚です。
軽いシンデレラを場に置き、インクを伸ばして、最短4ターン目にロア3の姿へ変身する。
手札が減ったら A WHOLE NEW WORLD で7枚に引き直す。
キャラクター33枚のうち19枚がシンデレラという、彼女が主役の構築です。
この記事では、デッキの狙い・主要カード・コンボ・ターンごとの動かし方まで、この型を初めて触る方にも分かるように解説します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| インクカラー | サファイア(青)33枚・スティール(灰)27枚 |
| テーマ | シンデレラの変身+インク加速+A WHOLE NEW WORLDの手札補充+歌の除去 |
| 難易度 | ★★★★☆(中級者向け) |
| デッキのスタイル | インク加速型・変身型・ミッドレンジ |
| 枚数構成 | 60枚(キャラクター33枚/アクション19枚/アイテム8枚) |
| 平均コスト | 3.33 |
| ロア合計 | 53 |
| インク可能カード | 48枚(80%) |
このデッキの目的は、インクを人より早く伸ばしてロア3のシンデレラを並べ、手札が減ったら7枚に引き直して押し切ることです。
流れは「インクを伸ばす」「シンデレラを変身させる」「手札を引き直す」の3段階です。

最初の役目は、ティポ「育ち盛りの息子」とアズライト航海記が担います。
どちらもコスト2で、2〜3ターン目のうちにインクを1枚増やしてくれます。
次に、前のターンから場にいるシンデレラの上に、5インクで「ファッション界のシンデレラ」か「剛胆なる姫君」を変身させます。

インクを1枚増やしていれば、4ターン目にロア3のキャラクターがそのままクエストできます。
コスト7のカードが、4ターン目から動き出すわけです。
インクにカードを置き続けると、手札はどんどん減っていきます。

そこで出番となるのが A WHOLE NEW WORLD です。
コスト5以上のキャラクターなら0インクで歌えるので、手札をほとんど使い切った状態から7枚に戻せます。
捨てたカードも、モアナ「好奇心旺盛な探検家」がいればインクとして再利用できます。
もうひとつの特徴が、プリンセスの多さです。

キャラクター33枚のうち、ティポを除く29枚がプリンセス。
シンデレラ「夢をかなえたプリンセス」の条件を自然に満たせるので、インクと手札の両方を毎ターン整えられます。
- 1インクのアイテムから、最速1ターン目にベル「見習い発明家」が立つ
- インク加速は5種類。インク不可のカードも、インクとして使い道が残せる
- ロア3の変身先が8枚あり、4ターン目から大きくロアを取りにいける
- A WHOLE NEW WORLD とモアナで、手札もインクも切らさず戦える
- 歌が15枚あり、除去と剛胆なる姫君のチャレンジで相手の主力にも対応できる


コスト7・ロア3・攻撃力4・意思力6のスーパーレア。
シンデレラの上に5インクで変身できます。
自分のターン終了時にデッキの上から2枚を見て、1枚は一番上か一番下へ、もう1枚はエグザート状態で裏向きのままインクウェルに置けます。
- 強み:場にいる限り、毎ターンのインク増加と次のドローの調整が両方できる。意思力6で倒されにくい
- 弱み:能力はターン終了時なので、増えたインクを使えるのは次のターンから。倒されると、重ねたカードも一緒に捨て札へ行く
- おすすめの使い方:2種の変身先のうち、先に出したいのはこちらです。インクに置くカードにインク可能の条件はないので、見えた2枚のうち要らないほうをインクにして、欲しいほうを一番上に残しましょう

コスト7・ロア3・攻撃力5・意思力5のスーパーレア。
シンデレラの上に5インクで変身でき、<耐久>+2を持ちます。
自分が歌をプレイするたび、そのターンの間はレディしているキャラクターにもチャレンジできます。
- 強み:受けるダメージが毎回2減るので、攻撃力の高い相手にも向かっていける。エグザートしているキャラクターしか狙えない、というチャレンジの制限を外せる
- 弱み:自分で歌うとエグザートしてしまい、チャレンジできない。<回避>を持つ相手にはチャレンジできない
- おすすめの使い方:歌は他のキャラクターに歌わせるか、インクを払ってプレイします。コスト2の昔ながらのこの営みなら、手軽に能力を動かせます
騎士の姿で剣を構えたシンデレラは、原作のやさしい女の子とはまた違う魅力があります。
歌に合わせて剣をふるう姿が、そのまま能力になっている1枚です。

コスト4・ロア1・攻撃力2・意思力3のレジェンダリーで、本人はインク不可です。
自分のターン終了時、そのターンにプリンセスを出していれば、手札1枚を裏向きでインクウェルに置いて1枚引けます。
- 強み:本人もプリンセスなので、出したターンから使える。インク不可のカードも置けるので、余った手札がインクと新しい1枚に変わる
- 弱み:インクにできないので、初手に重なると少し重い。プリンセスを出せないターンは働かない
- おすすめの使い方:変身先の土台にするのは、できれば軽いシンデレラのほうにして、このカードは場に残します。変身して重ねると能力がなくなるので注意しましょう
どちらもコスト2・ロア1です。

手縫いの仕立て屋は攻撃力2・意思力3で、場に出たときにデッキの一番上を見て、一番上か一番下に置きます。

騎士見習いは攻撃力2・意思力2で、場に出たときに1枚引いて1枚捨てられます。
- 強み:2インクで変身先の土台を用意しつつ、次に引くカードや手札を整えられる
- 弱み:本人の数値は小さく、相手に倒されると4ターン目の変身が遅れる
- おすすめの使い方:2〜3ターン目に置いて、次のターンの変身に備えます。騎士見習いで捨てたインク可能カードは、あとでモアナがインクにできるので、無駄になりません
ネズミたちがドレスを仕立ててくれた、あの場面を思い出す手縫いの仕立て屋。
騎士を目指す見習いの姿とあわせて、ここから大きく変身していくシンデレラの出発点になる2枚です。

コスト4・ロア1・攻撃力2・意思力4のレジェンダリー。
自分のターンの間、手札からインクをもう1枚置けます。
インクウェルに10枚以上あると、ロアが4増えます。
- 強み:毎ターンのインク追加で手札を早く減らせる。10枚に届けば、クエスト1回でロア5
- 弱み:採用は2枚だけで、毎回引けるとは限らない。手札が先に尽きやすい
- おすすめの使い方:ファッション界のシンデレラと並べると、10枚までの道のりがぐっと短くなります。読書好きのベルが本の世界を広げるように、終盤に大きなロアへ化ける1枚です

コスト5・ロア2・攻撃力4・意思力4のレジェンダリー。
場にいる間、毎ターンのインクを手札の代わりに自分の捨て札から置けるようになります。
インクウェル・シンボルのあるカードに限られます。
- 強み:手札を減らさずインクを伸ばせる。コスト5なので A WHOLE NEW WORLD も歌える
- 弱み:インク不可のカードは捨て札から置けない。インクが5枚に届くまでは出せない
- おすすめの使い方:シンデレラの変身と同じ5インクなので、変身が難しい手札のときに出します。使い終わったアズライト航海記や、A WHOLE NEW WORLD で捨てたカードをインクにしましょう

コスト5の歌です。
全プレイヤーが手札をすべて捨て、7枚引きます。
コスト5以上のキャラクターなら、エグザートするだけで0インクで歌えます。
- 強み:手札をインクに使い切ってから歌えば、ほぼ丸ごと7枚の得になる
- 弱み:相手も7枚引く。本人はインク不可で、手札に重なると動きが止まりやすい
- おすすめの使い方:相手の手札が多いときに使うと、差が付きやすくなります。相手の手札が尽きているときは、敵に塩を送ることになるので見送りましょう

どちらもコスト3の歌で、コスト3以上のキャラクターなら0インクで歌えます。
持つんだ熱い心はキャラクター1体に、自分の場のキャラクターの数だけダメージを与えます。
風よ吹けはインク不可で、キャラクター1体に2ダメージを与え、1枚引きます。
- 強み:盤面に触れる貴重な手段。<回避>を持つ相手にも届く
- 弱み:持つんだ熱い心は、変身で重ねても数が増えないので、盤面が少ないと威力が小さい
- おすすめの使い方:風よ吹けは1枚引けるので、手札を減らさずに使えます。インク不可で手札に余ったら、夢をかなえたプリンセスでインクにする手もあります
コスト2の歌で、コスト2以上のキャラクターなら0インクで歌えます。
相手は、こちらの次のターンの始めまで、アクションとアイテムをプレイできなくなります。
- 強み:歌もアクションなので、相手の除去の歌も止められる。歌としても最軽量で、剛胆なる姫君の能力を動かしやすい
- 弱み:チャレンジやキャラクターの能力は止められない
- おすすめの使い方:シンデレラを変身させたターンに歌って、相手のアクションでの除去から守りましょう。騎士見習いや手縫いの仕立て屋でも、前のターンからいれば歌えます

- 1ターン目、インクを置いてアイスポーか剛健の宝球を出し、1枚引く
- そのアイテムを退場させて、ベル「見習い発明家」をコストなしで出す
- 2ターン目から、ベルでクエストできる
初手7枚でアイテムとベルがそろう確率は約24%です。
アイテムの1枚ドローで引ける場合もあります。
1ターン目に出さなくても、アイテムを場に置いておけば、いつでも0インクでベルを出せます。
夢をかなえたプリンセスの条件を、インクを使わずに満たせるのも嬉しいところです。

- 2ターン目、シンデレラ「手縫いの仕立て屋」か「騎士見習い」を出す
- 3ターン目、ティポかアズライト航海記でインクを1枚増やす
- 4ターン目、インクは5枚。前のターンからいるシンデレラの上に、ファッション界のシンデレラを変身させ、そのままクエストする
- ターン終了時に、さらにインクが1枚増える
2ターン目にティポを出し、3ターン目にシンデレラを置く順番でも、4ターン目の変身には間に合います。
次のターンのインクは7枚になるので、もう1体の変身と追加の行動を同時に狙えます。
夢をかなえたプリンセスがいれば、インクの伸びはさらに早くなります。

- インクとキャラクターで、手札をできるだけ使い切る
- コスト5以上のキャラクターをエグザートして、A WHOLE NEW WORLD を0インクで歌う
- 手札が7枚に戻るので、残ったインクで引いたカードを使う
場にモアナがいるなら、その順番がポイントです。
通常のインクを置かずに先に歌い、捨て札に落ちたカードからインクを置くと、新しい7枚を1枚も減らさずに済みます。
前のターンからいるシンデレラの上に変身させた直後でも歌えるので、変身と手札補充を同じターンに行うこともできます。

- 剛胆なる姫君を、前のターンからいるシンデレラの上に変身させる
- ベル「見習い発明家」など他のキャラクターで風よ吹けを歌い、相手の主力に2ダメージを与えて1枚引く
- 歌ったことで、剛胆なる姫君はレディの相手にもチャレンジできる。攻撃力5なので、合計7ダメージ
相手が守りに残したキャラクターも狙えるので、ロアを取るだけでなく盤面をひっくり返せる場面があります。
盤面が3体以上あれば、持つんだ熱い心のほうが大きなダメージを出せます。
初手7枚を3,000回試すシミュレーションでは、インク可能カードを2枚以上引ける確率は100%で、平均5.62枚ありました。

コスト1以下を引ける確率は66%、コスト2以下なら99%です。
インク不足に悩むことはほとんどないので、初手では軽いシンデレラとティポ、アズライト航海記、コスト1のアイテムを優先して残しましょう。
インクにするのは、2枚目以降の変身先や重なった歌など、すぐに使わないカードからです。
1ターン目はコスト1のアイテム、2ターン目はティポかシンデレラ、3ターン目は残りの1枚という流れを目指します。
4ターン目は、ファッション界のシンデレラか剛胆なる姫君への変身が目標です。
変身先が手札にないときは、夢をかなえたプリンセスやモアナで次のターンにつなげましょう。
5ターン目以降は、もう1体のシンデレラの変身と A WHOLE NEW WORLD のタイミングを計ります。
「いま手札を何枚残すか」「相手の手札は何枚か」を毎ターン確認することが、このデッキを回すいちばんのコツです。
インクに余裕ができるので、変身せず普通に7インクで大型を出すこともできます。

インクが10枚に届けば、ベル「美しいけど変わり者」はクエスト1回でロア5。
ロア3のシンデレラ2体と合わせれば、1ターンに11ロアまで届きます。
相手が除去の歌で巻き返しを狙ってきそうなら、昔ながらのこの営みで守ってから、一気に20ロアを目指しましょう。
- シンデレラが好きで、いろいろな姿の彼女を1つのデッキで楽しみたい人
- インクを増やして、早い段階で大きなカードを出すのが好きな人
- A WHOLE NEW WORLD で手札を引き直す爽快感を味わいたい人
- インクにするカードや歌うタイミングを、毎ターン考えるのが楽しい人
- ベルやモアナなど、プリンセスたちの共演も見たい人
最大の注意点は、変身には前のターンから場にいるシンデレラが必要なことです。

土台が相手に倒されると、4ターン目の変身は遅れてしまいます。
そのターンに置いたばかりのシンデレラにも変身はできますが、そのキャラクターはクエストできません。
軽いシンデレラは1体だけでなく、余裕があれば2体並べておくと安心です。
次に、変身で重ねたシンデレラは、倒されると下のカードもまとめて捨て札に行きます。

せっかくのカードを2枚失うことになるので、相手がチャレンジや除去の手段を持っていそうなときは、剛健の宝球の護衛や昔ながらのこの営みで備えましょう。
もっとも、昔ながらのこの営みではチャレンジを止められない点には注意が必要です。
また、A WHOLE NEW WORLD は相手にも7枚引かせます。

相手の手札が少ないときに使うと、こちらの有利を自分で手放すことにもなりかねません。
使ったあとは、デッキの残り枚数も確認しましょう。
互いに7枚ずつ減るので、長いゲームで何度も使うと、デッキ切れが現実的になります。
空のデッキから引くことになった時点で負けなので、残りが少なくなったら無理に歌わない判断も必要です。
最後に、インク不可のカードは12枚あります。

夢をかなえたプリンセス、風よ吹け、A WHOLE NEW WORLD が手札に固まると、最初の数ターンに置けるカードが減ります。
序盤にインクへ置けるカードが足りるかを見ながら、ティポなどでインクに置く順番を考えましょう。

このデッキは、インクを早く伸ばしてロア3のシンデレラを並べ、A WHOLE NEW WORLD で手札を補いながらロアを積み上げていく構築です。
手作りのドレスから騎士の剣まで、いろいろな姿のシンデレラが次々に重なっていく手応えが魅力です。
- アイテムとベルがそろえば、1ターン目から攻撃力3・意思力3が立つ
- インクを1枚増やせば、4ターン目にロア3のシンデレラへ変身できる
- A WHOLE NEW WORLD とモアナで、手札もインクも切らさず戦える
- 歌と剛胆なる姫君で、相手の主力にも手が届く
- インクに10枚届けば、ベルのクエストがロア5になる
舞踏会の魔法は12時に解けてしまいましたが、シンデレラの夢は最後にちゃんとかないました。
インクウェルに1枚ずつ積み上げた努力を力に変えて、仲間のプリンセスたちと、20ロアを目指してみてください。
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