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「チャレンジするたびに、ロアが増えていく」——そんな気持ちのいい動きを軸にしたのが、このルビー・スティールの「スーパーヒーロー」デッキです。

第12弾「WILDS UNKNOWN 未知なる彼方へ!」と第13弾「ヴァインズ・アタック!」で登場したインクレディブル・ファミリーを、3種類のロケーションを拠点にして戦わせ、殴った回数そのものを得点に変えていきます。
この記事では、デッキの狙い・主要カード・コンボ・ターンごとの動かし方まで、この型を初めて触る方にも分かるように解説します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| インクカラー | ルビー(赤)35枚・スティール(銀)22枚・ルビー/スティール3枚 |
| テーマ | ヒーロー/スーパー・シナジー+ロケーションとチャレンジによるロア獲得 |
| 難易度 | ★★★☆☆(初心者〜中級者向け) |
| デッキのスタイル | アグロ型・チャレンジ型・ロケーション型 |
| 枚数構成 | 60枚(キャラクター41枚/ロケーション11枚/アクション6枚/アイテム2枚) |
| 平均コスト | 2.97 |
| ロア合計 | 56 |
| インク可能カード | 56枚(93%) |
このデッキの発想は、クエストではなくチャレンジでロアを稼ぐという一点に集約されています。
ふつうのデッキならロアはクエストで得るものですが、この構築では野獣の城「冬の庭園」とかわいいアヒルの子「ヤバ目な酒場」という2つのロケーションが、そこにいるキャラクターがチャレンジするたびにロアを生み出してくれます。

つまり相手のキャラクターを倒す動きが、そのまま得点行動になるわけです。
盤面を削りながらロアも進むので、相手からすると放置もできず、かといって受け止めれば数で押し切られるという厄介な形になります。
そこにインクレディブル・ファミリーの持ち味が重なります。
コスト1のMr.インクレディブル「ボブ・パー」、ヴァイオレット・パー「ガマンの限界」、ダッシュ・パー「ドッジボール発電ボーイ」の12枚が変身元となり、3インクを支払うだけでコスト5の本領を発揮した姿へ一気に成長します。
さらにその先には、まとめて変身6で2体分をひとつにまとめるダッシュ・パー&ヴァイオレット・パー「スーパーキッズ」も控えています。

もうひとつ見逃せないのがカールの家「空中家屋」です。

各ターン1回、ここにいるキャラクターを他のロケーションへコストを支払わずに移動させ、そのたびにロアを1つ得られます。
カールの家に集合させて、殴りたいロケーションへ無料で送り出す。この動線がデッキ全体をつないでいます。
- ロケーション11枚が、チャレンジをそのままロア獲得に変える
- コスト1の変身元12枚とコスト5の変身先12枚が、きれいに噛み合っている
- インク可能カードが56枚(93%)と極端に多く、インク事故がほとんど起きない
- 平均コスト2.97・コスト2以下が35枚で、1ターン目から手が止まらない
- ロケーションの意思力が6・6・9と高く、相手から壊されにくい
60枚の内訳は、第12弾「WILDS UNKNOWN 未知なる彼方へ!」が24枚、第13弾「ヴァインズ・アタック!」が23枚と、この2弾でほぼ8割を占めています。
インクレディブル・ファミリーは第12弾でロルカナに初登場し、第13弾で子どもたち中心のカードが追加されたことで、ようやく家族5人がひとつのデッキにそろいました。
残りは、第4弾「逆襲のアースラ」からOne Last Hope4枚・帝国の布告2枚・かわいいアヒルの子3枚、そしてキュレーターズ・ライブラリー「WINTERSPELL」から野獣の城4枚です。
ヒーロー・キャラクターを支えるOne Last Hopeと、チャレンジ回数がそのまま得点になるロケーション。
過去の弾のカードが、新しいテーマにぴたりとはまった構成になっています。

コスト5・ロア1・攻撃力6・意思力4のレジェンダリー。変身3を持ち、コスト1のボブ・パーの上に3インクで着地します。
攻撃力は場にいる他のキャラクターの数に応じてさらに伸び、自分のスーパー・キャラクターがチャレンジするたびカードを1枚引けます。
- 強み:素の攻撃力6が、かわいいアヒルの子の「6攻撃力以上なら3ロア」の条件をそのまま満たす
- 弱み:ロアは1しかなく、クエストで走るタイプではない
- おすすめの使い方:3ターン目に変身3で出し、ヤバ目な酒場に送ってチャレンジ役に据える

コスト5・ロア2・攻撃力4・意思力4。
変身3と耐久+1を持ち、自分がヒーロー・キャラクターをプレイするたび「1枚引いて1枚捨てる」を選べます。
- 強み:デッキのキャラクター41枚のほとんどがヒーローなので、ほぼ毎ターン手札を入れ替えられる
- 弱み:手札が増えるわけではなく、あくまで質を上げる能力にとどまる
- おすすめの使い方:早めに着地させ、余ったコスト1のカードを捨てて変身先や決め手を引き込む

コスト5・ロア1・攻撃力4・意思力4のレア。
変身3と回避を持ち、クエストするたびデッキの一番上を公開して、そのままプレイできます。
- 強み:デッキの93%がインク可能な軽いカードなので、公開したカードが手打ちできる確率が高い
- 弱み:プレイしなかった場合は捨て札に落ちる。重いカードがめくれると損をする
- おすすめの使い方:回避持ちなので相手に止められにくい。チャレンジよりクエストを優先して展開を伸ばす

コスト8・ロア2・攻撃力5・意思力5のレジェンダリー。
まとめて変身6で、ダッシュかヴァイオレット、あるいは2体まとめての上にプレイできます。
回避と耐久+1を持ち、クエストかチャレンジのたびに、下に置かれたカードと同じ枚数のカードを引けます。
- 強み:2体の上に重ねれば毎ターン2枚ドロー。回避と耐久+1で場持ちも良い
- 弱み:素出しはコスト8と非現実的で、変身元が2体そろうまで手札で待つことになる
- おすすめの使い方:ダッシュとヴァイオレットを並べてから6インクでまとめて変身し、ドロー枚数を最大化する

コスト7・ロア3・攻撃力5・意思力4のレジェンダリー。変身5を持ち、自分のキャラクター全員に耐久+1を与えます。
さらに自分のターン中、他のキャラクター1体がチャレンジ中に退場するたび、スーパー・キャラクター1体をレディできます(そのターンはクエスト不可)。
- 強み:全体耐久+1で盤面が一段硬くなり、相打ちを起こすたびに次のチャレンジ役が起き上がる
- 弱み:2枚しか入っておらず、変身5でも重い。レディしたキャラクターはクエストできない
- おすすめの使い方:ロケーションにキャラクターを置いた状態で使う。レディ→再チャレンジで、ロケーションのロアをもう一度取りにいく

コスト4・攻撃力4・意思力4のスーパーレア。
ターン開始時にデッキの一番上を捨てると、そのカードの種類に応じて、攻撃力アップ・ロアアップ・キャラクター1体の退場のいずれかが起こります。
- 強み:ロケーションがめくれれば、相手のキャラクターを1体そのまま退場させられる
- 弱み:どれが起きるかは選べない。ロケーションは11枚なので、除去が出る確率は2割弱
- おすすめの使い方:能力の使用は任意。デッキに残したいカードが多いターンは、無理に捨てない判断も有効
Mrs.インクレディブル ー ヘレン・パー/ヴァイオレット・パー ー バリア実践中

ヘレン・パーはコスト2でロア2。
登場時にキャラクター1体へ果敢+2を与え、そのターンのチャレンジで攻撃力を上げられます。
ヴァイオレット「バリア実践中」はコスト2で攻撃力3・意思力2、耐久+1付き。
- 強み:ヘレン・パーはロア2で序盤の得点役になり、果敢+2で不利なチャレンジも成立させる
- 弱み:どちらも意思力が低めで、大型キャラクターとの正面衝突には向かない
- おすすめの使い方:果敢+2をヤバ目な酒場にいるキャラクターに使い、3攻撃力以上・6攻撃力以上のラインを一時的に越えさせる
野獣の城はコスト1・意思力6で、ここにいるキャラクターが他のキャラクターにチャレンジするたびロアを1つ得ます。

かわいいアヒルの子はコスト2・意思力9で、ここにいる3攻撃力以上のキャラクターがチャレンジするたびロア1、6攻撃力以上ならロア3に跳ね上がります。

- 強み:チャレンジという「やりたい行動」がそのまま得点になる。合計7枚あるので引けないことがほとんどない
- 弱み:ロケーション自体はロアを生まず、キャラクターを配置しないと機能しない
- おすすめの使い方:小型キャラは野獣の城、攻撃力6の怪力パパはヤバ目な酒場と、役割で置き場所を分ける

コスト2・意思力6のレア・ロケーション。
各ターンに1回、ここにいるキャラクター1体をコストを支払わずに他のロケーションへ移動させ、そうしたらロアを1つ得られます。
- 強み:移動そのものが得点になり、しかも移動先で野獣の城やヤバ目な酒場の能力を使える
- 弱み:他のロケーションが場にないと機能しない。移動は1ターンに1回まで
- おすすめの使い方:先にカールの家を置き、キャラクターの入口として使う。毎ターン1体ずつ前線へ送り出す

- 1〜2ターン目に野獣の城「冬の庭園」を1インクで設置する
- コスト1〜2のキャラクターをそこへ移動させる
- 相手のエグザートしているキャラクターにチャレンジする
- 盤面を1体削りながら、ロケーションの能力でロアを1つ得る
クエストとチャレンジのどちらを選んでもロアが進むため、相手は攻めても守っても止めにくくなります。

- 1ターン目にMr.インクレディブル「ボブ・パー」を出しておく
- かわいいアヒルの子「ヤバ目な酒場」を設置する
- 変身3でMr.インクレディブル「怪力パパ」へ成長させ、酒場へ移動させる
- 攻撃力6でチャレンジし、ロアを3つ獲得する
怪力パパは他のキャラクターの数だけ攻撃力が伸びるうえ、スーパー・キャラクターがチャレンジするたびドローも付いてきます。盤面が広いほど見返りが大きくなるコンボです。

- ロケーションにヒーロー・キャラクターを配置しておく
- コスト3以上のキャラクターをエグザートし、One Last Hopeを無料で歌う
- 耐久+2を得たキャラクターで、レディしている相手キャラクターにチャレンジする
- ロケーションの能力でロアを得つつ、相手の盤面を先に削る
相手がクエストしてこないターンでもチャレンジを起動できるため、ロケーションのロア獲得が「待ち」ではなく「攻め」に変わります。
ヒーロー活動を合わせれば、相手のロアを削りながら自分のロアを積み増すこともできます。
このデッキに向いている人
- インクレディブル・ファミリーが好きで、家族5人を盤面に並べたい人
- クエストで待つより、チャレンジで前に出るスタイルが好きな人
- ロケーションを使った、少し変わった得点ルートを試してみたい人
- インク事故が少なく、毎ターン確実に動けるデッキを求めている人
- 変身でキャラクターが成長していく流れが好きな人
気をつけたいポイント
最初に意識したいのは、ロケーションのロアはチャレンジしないと入らないということです。
野獣の城もヤバ目な酒場も、置いただけでは1ロアも生みません。

相手の盤面が空だとチャレンジ先そのものがなくなるので、相手が展開してこない試合ではロア獲得のペースが落ちます。
One Last Hopeでレディのキャラクターを狙えるようにしておくと、この弱点をかなり緩和できます。
もうひとつは、キャラクターをロケーションへ移動させるにはインクが必要という点です。
無料で動かせるのはカールの家の1ターン1回だけなので、ロケーションを置く順番が重要になります。
理想は、カールの家を先に用意してから他のロケーションを並べる形です。
また、相手のキャラクターを直接退場させる手段が、ジャック・ジャックの不確定な能力しかありません。

除去はチャレンジ頼みになるため、回避持ちの大型キャラクターを立てられると手を出しにくくなります。
ヴァイオレット「ガマンの限界」は回避持ちにもチャレンジできる数少ない答えなので、序盤にインクへ回しすぎないよう気をつけましょう。
ロア合計56とキャラクター1体あたりの得点は控えめなので、クエストだけで20ロアを目指す構成ではない点も覚えておきたいところです。

スーパーヒーローのルビー・スティールデッキは、チャレンジという行動そのものを得点に変える、はっきりした個性を持った1組です。
インクレディブル・ファミリーが変身で成長し、ロケーションを拠点にして前へ出ていく流れは、映画で家族が力を合わせて戦う姿をそのまま盤面に落とし込んだような構成になっています。
- ロケーション11枚が、チャレンジのたびにロアを生み出す
- コスト1の変身元12枚から、3インクでコスト5の本気の姿へ成長できる
- 怪力パパの攻撃力6とヤバ目な酒場の組み合わせで、一撃3ロアが狙える
- カールの家の無料移動が、動くだけでロア1という追加の得点源になる
- インク可能56枚(93%)・平均コスト2.97で、序盤から手が止まりにくい
一人ひとりは小さくても、家族がそろえば大きな力になる。
そんな物語がそのまま勝ち筋になっているこのデッキで、ぜひ20ロアの勝利を目指してみてください。
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