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「デッキに入れられるインクは2色まで」——ロルカナの大前提を、1枚のカードが静かに書き換えます。
第13弾「ヴァインズ・アタック!」で登場したクリストファー・ロビン「はちみつの賢者」がいれば、ハニー・クラスの仲間たちは色を問わずに同じデッキへ集合できます。

この「プーさんのハニーマジック」は、その特権をフルに使った全6色構築。100エーカーの森の住人を横に並べ、盤面に並ぶインク・タイプの数がそのままロアと手札に変わっていきます。
この記事では、デッキの狙い・主要カード・コンボ・ターンごとの動かし方まで、初めてこの型に触れる方にも分かるように解説します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| インクカラー | 全6色 サファイア16枚 アメジスト14枚 エメラルド8枚 アメジスト/サファイア8枚 アンバー7枚 スティール4枚 ルビー3枚 |
| テーマ | ハニー・クラス統一+インク・タイプの数をロアと手札に変換 |
| 難易度 | ★★★☆☆(初中級者向け) |
| デッキのスタイル | 横並べ型・ロア加速・クラスシナジー |
| 枚数構成 | 60枚 キャラクター44枚 アイテム8枚 ロケーション4枚 アクション4枚) |
| 平均コスト | 3.03 |
| ロア合計 | 51 |
| インク可能カード | 48枚(80%) |
このデッキの特徴・コンセプト
このデッキの目的はシンプルで、ハニー・クラスの仲間をできるだけ多く、できるだけ多彩な色で並べることです。
クリストファー・ロビン「はちみつの賢者」の能力によって、ハニー・キャラクターはどのインク・タイプでもデッキに入れられます。

通常なら2色に絞られる構築が、ここでは6色すべてに広がります。
色を増やすこと自体がそのまま報酬になっているのが、この構築の面白いところです。
くまのプーさん&ピグレット「はちみつの魔術師たち」は、自分の場のキャラクターのインク・タイプの種類だけロアが増えます。

アクションのWITH A FEW GOOD FRIENDSも、同じ数だけカードを引かせてくれます。
盤面がにぎやかになるほど、1回のクエストで動くロアも、抱えられる手札も増えていくわけです。
もうひとつの柱が、クラスを共有しているからこそ噛み合う相互強化です。
くまのプーさん「はちみつの大魔術師」は仲間が2体以上いれば2コストで3ロア、オウル「はちみつのレンジャー」は仲間がいる限り耐久+2、ゴーファー「はちみつの料理人」は相手ターン中に他の仲間へ耐久+1を配ります。
イーヨー「はちみつの学者」はクエストのたびに味方1体へロアと魔除を与え、ロケーションの100エーカーの森はそこにいる仲間の意思力とロアを底上げします。
1体ずつは地味でも、そろった瞬間に数字が跳ね上がる設計です。
- クリストファー・ロビンの効果で、ハニー・キャラクターを色の制限なく採用できる
- 盤面のインク・タイプが多いほど、くまのプーさん&ピグレットのロアが伸びる
- 同じ数だけカードを引けるWITH A FEW GOOD FRIENDSで、横並べと手札補充が両立する
- 耐久・護衛・魔除・回避と守りの手段が豊富で、並べた盤面が崩れにくい
- 60枚中56枚がハニー・カード。ロビンのサーチと大いなるはちみつの書がほぼ確実に当たる

コスト6・ロア2・攻撃力4・意思力4のレジェンダリー。
他のハニー・キャラクターをどのインクでもデッキに入れられるようにする、この構築の前提そのものです。
さらに場に出たとき、デッキからハニー・カード1枚を手札に加えられます。
- 強み:デッキ構築の枠を広げたうえで、足りないパーツを自分で探しに行ける
- 弱み:コスト6と重く、序盤の盤面づくりには間に合わない
- おすすめの使い方:サーチ先は状況次第。盤面が薄ければ軽いキャラクター、色が足りなければまだ場にない色、勝ち筋を通したいなら100エーカーの森を選ぶ

コスト2・ロア1・攻撃力2・意思力3。
自分の場に他のハニー・キャラクターが2体以上いる間、ロアが2つ増えます。
条件を満たせば、2コストのカードが3ロアで走り出します。
- 強み:数値の伸び幅が破格。序盤に置いて中盤から加速する、成長株のような1枚
- 弱み:仲間が減ると1ロアに戻る。単体では平凡な数値
- おすすめの使い方:2ターン目に出して、3〜4ターン目に仲間をそろえてからクエストする。意思力3は2コストとしては硬く、多少のチャレンジなら耐えられる

コスト5・ロア0・攻撃力3・意思力4のスーパーレア。
変身3を持ち、自分のくまのプーさんかピグレットの上に3インクで重ねられます。
ロアは自分の場のキャラクターのインク・タイプの種類だけ増えるため、素のロア0という数字はあくまで出発点です。
- 強み:4色そろえば4ロア、6色なら6ロア。100エーカーの森に置けばさらに+1される
- 弱み:盤面が薄いとロアがほとんど出ない。除去された後に立て直しづらい
- おすすめの使い方:変身元はピグレットを優先する。くまのプーさん「はちみつの大魔術師」を変身元にすると、盤面全体のロアがかえって下がることがある


ピグレットはコスト1でロア1・攻撃力2・意思力2。
能力を持たない代わりに、1コストとしては十分な数値を備えています。
ルーはコスト1・1/1と小柄ですが魔除を持ち、他のハニー・キャラクターがいる間は回避も得ます。
- 強み:どちらも1ターン目から動ける。ルーはチャレンジ以外で選ばれず、回避持ち以外からは殴られない
- 弱み:ルーは意思力1でインク不可。ピグレットは後半に引くと物足りない
- おすすめの使い方:ピグレットはくまのプーさん&ピグレットの変身元として温存する選択肢もある。ルーは相手が回避を持たないデッキなら、ほぼ止まらないロア源になる


オウルはコスト2でロア2という高効率のキャラクター。
仲間がいる間は耐久+2を得るので、意思力1の見た目ほど簡単には落ちません。
ゴーファーはコスト2・ロア1で、エグザートで場に出すことができ、相手ターン中にエグザートしていれば他の仲間全員へ耐久+1を配ります。
- 強み:オウルは2コスト2ロアで序盤のロアレースをリードできる。ゴーファーは盤面全体の耐久力を底上げする
- 弱み:どちらも攻撃面には貢献しづらい。ゴーファーはインク不可
- おすすめの使い方:ゴーファーは出したターンにやることがなければエグザートで置き、相手ターンの耐久+1を先に有効化する。オウルは早いターンほど価値が高い

コスト3・ロア1・攻撃力2・意思力4。
クエストするたびに、自分のハニー・キャラクター1体へ次の自分のターンの始めまで+1ロアと魔除を与えます。
- 強み:ロアの上乗せと除去耐性を同時に配れる。守りたい相手を毎ターン選び直せる
- 弱み:自分がクエストしないと発動しないため、守りに回るターンは仕事をしない
- おすすめの使い方:対象はくまのプーさん&ピグレットが基本。対象を取る妨害から守りつつ、ロアも伸ばせる


カンガはコスト3・攻撃力3・意思力4で、歌を歌う際にコスト5として扱う歌声5を持ちます。
WITH A FEW GOOD FRIENDSはコスト6のレア・アクションで、合唱6を持ち、選んだプレイヤーは自分の場のキャラクターのインク・タイプの種類と同じ枚数のカードを引きます。
- 強み:カンガ+1コスト以上のキャラクター1体で合唱6に届き、6コストの歌をコストを支払わずに歌える
- 弱み:歌うためにキャラクターをエグザートするので、そのターンのクエストと競合する
- おすすめの使い方:盤面が5色以上そろってから歌う。素出しは重すぎるので、基本は合唱で処理する

コスト4・ロア0・攻撃力5・意思力4のレア。
暴勇を持つためクエストできず、可能ならチャレンジします。
自分の各ターンに一度、他のキャラクターにチャレンジするたび、ハニー・キャラクター1体をレディできます(そのキャラクターはこのターン、クエストできません)。
- 強み:攻撃力5はこのデッキで数少ない、相手のキャラクターを処理できる打点
- 弱み:ロア0でクエストできず、相手の盤面が空だと仕事がない。チャレンジは強制なので、不利な交換を押しつけられることもある
- おすすめの使い方:相手の護衛持ちや、こちらのロア源を止めにくる中型キャラクターを狙う。歌った後のカンガをレディして、2回目の歌につなげる使い方も強力


ラビットはコスト4・意思力5の護衛持ちで、場に出たときハニー・キャラクター1体へこのターン+1ロアを与えます。
ランピーはコスト5・ロア2・攻撃力3・意思力6と大柄で、場に出たときキャラクター1体からダメージを2つまで、相手のキャラクター1体へ移し替えられます。
- 強み:ラビットは壁役とロアの押し込みを兼ねる。ランピーは自軍の立て直しと相手への打点を同時にこなす
- 弱み:ラビットは攻撃力2と控えめ。ランピーは2枚しか入っておらず、狙って引ける枠ではない
- おすすめの使い方:ラビットはエグザートで出して、相手のチャレンジを引き受ける役に。ランピーは傷ついたオウルやくまのプーさんを助けつつ、相手の小型キャラクターを落とす場面で最大の働きをする

コスト3・ロア1・意思力6のロケーション。
ここにいるキャラクターは意思力+1、ハニー・キャラクターならさらに+1ロアされます。
- 強み:置いてあるだけで毎ターン1ロア。仲間を移動させれば、ロアと耐久力の両方が上がる
- 弱み:インク不可で、キャラクターの移動にもコストがかかる。ロケーション破壊を持つ相手には的になる
- おすすめの使い方:くまのプーさん&ピグレットやオウルなど、ロア効率の高いキャラクターを優先して移動させる


大いなるはちみつの書はコスト2のアイテムで、エグザートと2インクを支払ってデッキの一番上を公開し、ハニー・カードなら手札に加えられます。
魔法のはちみつの杖はコスト1のアイテムで、1インクで味方1体にハニー・クラスを与えるほか、エグザートと2インクで味方1体に回避を持たせられます。
- 強み:デッキの56枚がハニー・カードなので、書の当たり率は9割を超える。杖の回避は、盤面が膠着したときにロアを通す鍵になる
- 弱み:どちらも起動に2インクが必要で、キャラクターを展開したいターンとインクを取り合う
- おすすめの使い方:書は動きの少ないターンに起動して手札を絶やさない。杖のクラス付与は全員がハニーのこのデッキでは出番が少なく、実質は回避付与用のアイテムと考えてよい

- カンガ(アンバー)、くまのプーさん(アメジスト)、ゴーファー(エメラルド)、イーヨー(サファイア)、オウル(スティール)、ティガー(ルビー)と色を散らして並べる
- ピグレットの上に変身3でくまのプーさん&ピグレットを重ねる
- インク・タイプ6種類ぶんのロアが乗り、単体で6ロアのキャラクターが完成する
- 100エーカーの森へ移動させれば7ロア。イーヨーのクエストで+1と魔除も追加できる
色をそろえるのは目的ではなく手段です。
同じ色が重なっても種類は増えないので、展開するときは「まだ場にない色」を意識してカードを選びましょう。

- カンガとピグレット(またはルー)をエグザートして、合唱6でWITH A FEW GOOD FRIENDSを歌う
- 盤面の色数だけカードを引く。5色なら5枚、6色なら6枚
- ティガーで相手のキャラクターにチャレンジし、その効果でカンガをレディする
- 2枚目のWITH A FEW GOOD FRIENDSがあれば、同じターンにもう一度歌える
ティガーのレディはハニー・キャラクターなら誰でも選べます。
歌い直すカンガのほか、相手ターンに備えて壁役をレディしておく使い方も覚えると、取れる行動の幅が広がります。
- くまのプーさんと100エーカーの森の仲間たちが好きで、全員を盤面に並べたい人
- 2色に縛られない、全6色を使ったカラフルなデッキを回してみたい人
- 1体で勝つより、みんなで少しずつロアを積み上げるスタイルが好きな人
- 盤面を維持しながら、じわじわ有利を広げる展開が得意な人
- 複雑な手順よりも、素直に展開してクエストする分かりやすい動きを求めている人
最大の弱点は、相手のキャラクターを直接処理する手段がほとんどないことです。
盤面に触れるのはティガーのチャレンジと、ランピー2枚のダメージ移動だけ。
先に大型キャラクターを立てられると、返す方法がないまま盤面を明け渡すことになります。
相手の壁を越えられないと感じたら、魔法のはちみつの杖の回避でロアを通す方向に切り替えましょう。
もうひとつは、横並べ型ゆえに全体除去へ弱いことです。
くまのプーさん、くまのプーさん&ピグレット、オウルはいずれも「仲間がいること」で強さが成立しているため、盤面が一度流されるとロアの出力が大きく落ちます。
イーヨーの魔除やゴーファーの耐久+1をこまめに使い、まとめて倒されない形を意識してください。
インク不可カードが12枚(ルー、ゴーファー、100エーカーの森)ある点、そしてコスト6のカードが8枚とやや重い点も、手札の使い道を決めるときに頭の片隅へ置いておくとよいでしょう。
プーさんのハニーマジックは、クリストファー・ロビンが開いた「色の制限のないパーティ」を、そのまま勝ち筋に変えたデッキです。
仲間が増えるほどロアが伸び、色が増えるほど手札も増える。
難しい手順を踏まなくても、素直に並べるだけで数字が積み上がっていきます。
- ハニー・キャラクターは色を問わず採用でき、全6色の構築が成立する
- 盤面のインク・タイプの数が、そのままロアとドロー枚数に変わる
- くまのプーさんは条件を満たせば2コストで3ロアの主力になる
- 耐久・護衛・魔除・回避がそろい、並べた盤面が崩れにくい
- 除去がほぼないぶん、ロアレースで先行し続ける意識が重要
ひとりでは小さな力でも、みんなでいれば大きな魔法になる。
100エーカーの森らしい物語がそのまま強さになっているこのデッキで、ぜひ20ロアの勝利を目指してみてください。
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